バルセロナの元スカウトが語るガブリエル・ジェズス 「以前から...の画像はこちら >>

アーセナルからバルセロナへの移籍が濃厚とされるジェズス photo/Getty Images

今夏のバルセロナ移籍が決定的

バルセロナへの加入が間近に迫っているアーセナル所属のFWガブリエウ・ジェズスについて、元バルセロナのスカウトであるボージャン・クルキッチが『SPORT』で評価を語った。

ボージャンはスカウティング部門に在籍していた時代、マンチェスター・シティでプレイしていたジェズスを2度視察しており、当時から高く評価していたという。



「私は彼をかなり高く評価していた。レポートも非常に良かった。シティにいたときに2度見に行った」

ジェズスの最大の魅力として、ボージャンは技術力を挙げる。両足を使ったボールコントロールや狭いスペースでの素早い判断に加え、典型的なセンターフォワードではなく、エリア内やサイドなど幅広い場所に顔を出せる点を評価している。

ハンジ・フリックが求める流動的な攻撃にも適した選手で、FWハフィーニャ、FWアンソニー・ゴードン、FWカリム・アデイェミらとポジションを入れ替えながらプレイすることが期待されるという。

また、守備面での献身性も大きな特徴だ。「チームのためにプレイする選手で、最初のプレスにも非常に熱心に取り組む」とボージャンは説明。攻撃だけでなく、前線からのプレッシングでもチームに貢献できると見ている。

一方で、ジェズスはこれまで圧倒的な得点数を残してきたタイプではない。そのためボージャンは、ゴール数だけではなく、連係面での貢献を評価すべきだと考えている。

「ゴールを決めるよりも、より連係型の選手だ。動いて相手の守備を乱し、パスコースを作り、味方と連係できる」

これは密集した守備を崩す必要があるバルセロナにとって、大きな武器になる可能性がある。


ただし、最大の懸念はコンディションだ。膝の負傷などによって継続的なプレイが難しい時期を過ごしてきただけに、今後は試合やトレーニングを通じて状態を戻していく必要がある。

それでもボージャンは、ジェズスにとってバルセロナ加入は「大きなチャンス」だと評価。絶対的な先発の座が保証されているわけではないものの、再び重要な選手として存在感を示す機会になると見ている。

技術、運動量、連係力を備えたジェズスがフリックの下で本来の力を取り戻せるか。バルセロナにとっても、その適応が今後の攻撃陣を左右するポイントになりそうだ。

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