打者としての出場も危ぶまれる大谷 photo/Getty Images
今季初の2試合連続欠場
ドジャースの大谷翔平に、負傷者リスト(IL)入りの可能性が浮上している。
ドジャースは4日、ナショナルズ戦の先発メンバーから大谷を外した。
これまでドジャースは大谷のIL入りに慎重な姿勢を示していたが、デーブ・ロバーツ監督は今回、状況次第ではIL入りも選択肢になることを認めた。
「希望は持っているが、自信があるとは言えない」
ロバーツ監督は大谷の状態についてこう説明。さらに「3日間休んで、2日後にまた同じ状態なら、それは正しい判断ではなかったということになる」と話し、短期間の休養を繰り返すよりも、必要であれば一定期間チームから離れる可能性を示唆した。
大谷は6月以降、複数の身体的な問題を抱えている。左膝の痛みは、7月3日を最後に登板から遠ざかっている主な理由となっている。また、右上腕二頭筋の問題も打者としてのプレイに影響し、その後の投手としての調整にも影響を及ぼしていた。
さらに3日の試合では、4打数4三振に終わるなど明らかに苦しむ姿を見せた。試合後、ロバーツ監督は大谷の首にも違和感があったことを明かしている。
大谷は8月8日に投球プログラムを再開して以降、打者として19安打93打数で打率.204、OPS.704。32三振を喫している。
今季全体では打者として30本塁打、OPS.906を記録し、投手としても14先発で防御率1.79と圧倒的な成績を残しているだけに、現在の状態との落差は小さくない。
ロバーツ監督も「明らかに影響している」と指摘。「数日前に見た彼は大谷ではなかった。明らかに体調が良くなかった」と語った。
ドジャースのブランドン・ゴームズGMは3日、大谷をILに入れることについて「少なくとも10日間」欠場することによるマイナス面が、休養によるメリットを上回るとは考えていないとしていた。
しかし、ここにきてチームの判断材料にも変化が生じている。
「5日、6日、7日後に、以前の、普段の、普通のショウヘイが戻っているのか。それが分からない」
ロバーツ監督はそう語った。
現在の大谷を無理に出場させ続けることが、本当にチームにとってプラスなのか――。ドジャースは今、二刀流のスーパースターを「出場させるか、休ませるか」という単純な二択ではなく、長期的な状態を見据えた判断を迫られている。

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