なでしこジャパンの狩野倫久監督は3日、千葉市内で、愛知・名古屋などで開催されるアジア大会(19日開幕)に向けた取材に応じた。大会3連覇へ、前回大会では優勝に導いた指揮官は「主導権を握り、積極的で攻撃的なフットボールを展開したい」と意気込み、必勝を誓った。

 短期間の過密日程で行われる国際大会を勝ち抜くため、代表チームでは常日頃から男女、11人制やフットサル問わず各国際大会の傾向やそれに伴うデータを共有し、取り入れているという。今年6月に行われた男子の北中米W杯から得られたことについて、指揮官は「コンディション面は(重要な)ポイントにあげられる点」と語った。「ベスト4以上に勝ち上がったチームたちが、どの国もタフに戦っていた姿は見て感じ取れる部分。やはり、どの国際大会でも4強以上は試合数を重ねる中でも強度、質、内容が上がっていく。状態をいかに回復して、さらに大会期間中に上げていけるか」と分析する。

 アジア大会は国際Aマッチデー期間の対象外となるため、国内組を中心とした初選出の若いメンバーも選出された。前回大会では谷川萌々子(バイエルン)、古賀塔子(トットナム)らが活躍し、その後代表の主力に定着。1年後のブラジルW杯も見据え、選手個人の成長には「アジア大会での選手の飛躍や活躍が、その後W杯に入ってくる存在になる選手も出てくると思っている。下からの突き上げや、活発な選手の活躍がなでしこを後押しする」と期待を向けた。

 なでしこジャパンは1次リーグで14日にタイ、17日にベトナム、21日に台湾と対戦する。

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