俳優の䋝田圭亮が主演する舞台「いつかアイツに会いに行く―BEYOND THE MOON―」が3日、東京・渋谷区の紀伊國屋サザンシアターで開幕した。

 2025年に好評を博した舞台「いつかアイツに会いに行く」の新たな世界を描く続編。

䋝田演じる伊藤緋色は、世の中の役に立ちたいと思いながらも、何をすればいいのか分からず悩む男。フィンランドの湖で出会った謎の生物・マーモンの母親を捜すため、月の裏側を目指すことに。時折、マーモンに体を乗っ取られるマーモンにそっくりな男を演じる梶原善とともに渡米、イーロン・マスクなら月の裏側に連れて行ってくれると期待し、ロサンゼルスからヒューストンまで旅を続ける。さまざまな人々との出会いを通じ、主人公たちが自分のやりたいことを見つけていく物語だ。

 開幕前には「とても緊張しましたが、みんなと一緒に心を合わせて楽しく(準備)できました」と充実の表情。「たくさんの人に出会い、いろんなことに触れて、一人一人その中で、自分の中で、やりたいことを思い出していくのが、見所です」と作品をアピールした。

 前作に引き続き、演出・音楽・原案を担当した小林顕作氏は、䋝田の素顔を紹介。舞台稽古の際に「(䋝田は)楽しい、嬉しい、かっこいいという気持ちを言葉に全部出す」と梶原が話したのを聞き、小林氏が演技指導で見本を見せると「やたら褒めてくれた」という。「褒められすぎて、だんだん肌ツヤが良くなってきた。『天才!天才!』って言ってくれる。みんなのことを褒めてくれる。言霊お化けって言うんですよ」と舞台仲間との雰囲気の良さを語った。

その言葉に梶原は「精霊のよう、ナチュラル精霊」と話し、和気あいあいとした様子を見せた。

 8日まで同所で。11~22日まで、東京・銀座の博品館劇場で上演される。

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