小泉進次郎防衛相は2026年6月13日、自身の公式Xで、インドネシアのプラボウォ大統領の私邸を訪問した際、戦艦「三笠」の模型を贈ったことを明らかにしました。
公式Xで小泉防衛相は、「昨夜はインドネシアのプラボウォ大統領の私邸で会談した際に私の地元横須賀の戦艦『三笠』の模型をギフトとしてお持ちしました。
小泉防衛相はジャカルタでシャフリィ国防相と会談し、両国間の防衛協力を強化するための協議を行いました。
プラボウォ大統領の私邸への表敬訪問は、その後に行われたようです。小泉防衛相は「横須賀にある防衛大学にインドネシアから留学生を送ることを主導したのがプラボウォ大統領。昨日も私のために防大卒業生を集めてくださっていました。そのうちの一人はインドネシアの農業副大臣で、昨夜もわざわざ参加してくれました。大統領の防大への特別な想いに感謝です」と謝意を表しました。
この件については、贈り物が旧日本海軍の戦艦「三笠」の模型だったことから、小沢一郎氏の事務所公式アカウントが「歴史を知らないからこそ、こういうことを平然とやれる。わざわざ帝国主義時代の軍艦の模型を被害の当事国にあげる必要はない」と批判しました。このほかにも、「大日本帝国がインドネシアに対して行ったことを考えれば、とても戦艦の模型など贈れない」「官僚たちは正しい歴史を学んでいない」などの批判的な意見が見られます。
一方で、「三笠」は太平洋戦争期の艦艇ではなく、日露戦争時の戦艦であることや、プラボウォ大統領自身が軍人出身で戦史への関心が高いと人物とされていることから、「小泉防衛相が地元にゆかりのある品を贈っただけ」「なぜ『三笠』がアジア侵略と結び付くのか分からない」といった反論もあります。
ちなみに、日本がインドネシアへ移転(輸出)する可能性がある「あさぎり」型護衛艦の艦名の由来となった旧日本海軍の駆逐艦「朝霧」は、オランダ領東インド(現在のインドネシア)を攻略した蘭印作戦に参加した艦艇でもありました。

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