グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)の実証機は、機体容積ベースで約75%の製造が完了していることが、2026年6月末に欧州の一部専門メディアによって報じられました。
この情報は、GCAPにおいて航空機の設計・製造を担う中核企業であるBAEシステムズが、同社サムルズベリー工場に一部の航空・防衛専門メディアを招いて実施した、将来戦闘航空実証機(Future Combat Air Demonstrator:FCAD)の視察会で明らかになったものです。
視察会では、実証機の前部・中央部・後部胴体などが公開されたとのことです。機体はかなり大型であるとみられ、現在イギリス空軍などが運用するユーロファイター「タイフーン」と比べて、全長は少なくとも3分の1長いとされています。
この推定どおりであれば、機体全長は20メートルを超え、ロシアのステルス戦闘機Su-57(全長約20.1m)に匹敵する大型機となります。これはF-22(全長18.9m)やF-35シリーズ(全長約15.7m)を大きく上回るサイズです。
また、主脚前方には大型のウェポンベイ(兵器庫)が2基配置されていることも確認されており、大型ミサイルなどの搭載も可能とみられています。
なお、BAEシステムズは、この実証機を2027年末までにロールアウト(初公開)することを目標としているようです。

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