働き方と環境に配慮した“30年ぶりの挑戦”

 JALグループは2026年8月28日、空港DX推進の一環として、成田空港にプログラム制御機能を搭載したリモコン式機体洗浄ロボットを導入すると発表しました。これは国内の航空会社で初めての取り組みといいます。

伝説の「ジャンボ機丸洗い」の夢、再び!? JAL「機体洗浄ロ...の画像はこちら >>

 航空機の洗浄はこれまで夜間帯に手作業で行う負担の大きい業務でした。また同社ではかつて成田空港に、「ジャンボ機」ことボーイング747を自動車の洗車機のように丸洗いできる機械「自動洗機装置」を世界初導入しましたが撤去。さらに約30年前に有線リモコン式の洗浄機を試みたものの継続運用には至らず、今回は最新技術を搭載した“作業支援機”として約30年ぶりの再挑戦となります。

 導入されるのはスウェーデンのAerowash社製ロボットで、プログラムで指定した箇所へアームが自動接近し、最終調整を作業員が行う「協働」設計が特徴です。メーカーのカタログ値によると、作業工数を最大4割、水の使用量を最大50%削減できるほか、電動のためCO2排出量も削減します。

 今後は必要な操作訓練を経て、2026年内の本格運用開始を予定しています。JALは成田空港を皮切りに、国内他空港への導入も検討し、労働環境の改善と環境負荷の低減を目指すとしています。

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