先日「なぜ、30万円が120万円に?葬儀費用のカラクリ」でも取り上げた、追加料金のいらない葬儀業界初のサービス『小さなお葬式』。これを運営する株式会社ユニクエスト・オンラインが、「てらくる」という僧侶派遣サービスを開始した。
このサービスは不明瞭な“お布施”の価格を定額とするもの。そもそも、お布施とは何? 相場は? 気になる実態と合わせて、「てらくる」についてお話を伺ってきた。

■ 「お気持ち」お布施の金額、いくら用意している?

葬儀や、法事・法要の際に掛かる費用として「お布施」がある、これは宗教者へ支払う物なので葬儀費用には含まれない。日本消費社協会(平成19年度)調査によると、葬儀のお布施の全国平均はなんと51万4千円との発表があるが、利用者の体験談を聞いてみると、実態はこうだ。
「法事をする事になり、お布施の金額を菩提寺(※代々その寺の宗旨に帰依して、(先祖の)位牌を納めてある寺)に問合せたところ、『お気持ちで』と言われてしまい、結局いくら払えば良いかわからない」
人生のうち、そう何度も支払わないお布施、一体みんないくら払っているのだろうか。

■ 実態は不明瞭? お布施の内訳とは

「葬儀の場合、読経に対するお布施の他に『お車代』『配膳料』『心づけ』など、別途費用が必要な場合がほとんどです。
法事法要になると、『読経・法話』『開眼供養』『お炊き上げ』など、聞き慣れない項目で追加料金が必要になります。

人生のうち、そう何度も経験しないお布施、しかもお布施に別途費用が必要だなんて、ほとんどの人が知らない。
そんなお布施に関する問合せが殺到し、時には個別紹介もしていたが、当社ではお客様の要望に応える格好で、新たにお布施金額が定額・追加料金不要で、WEB上で予約ができる僧侶派遣サイト『てらくる』をオープンさせました」

なんでもWEBサイトで簡単に購入できる時代になったが、僧侶の派遣までできるとは……。さらにサービスの詳細を聞いてみた。

■ 3万5千円~100万円、お布施の金額とは

「僧侶派遣サイト『てらくる』の特徴は、なんと言っても追加料金が不要な点です。
明確な金額とする為に、追加が発生する項目は全て含んだオールインパッケージとしました。
実際、葬儀を菩提寺に依頼したところお布施は100万円と言われたお客様に、同等の葬儀を当社でお手配した場合のお布施は16万円となり大変喜んで頂いた事例もありました。お客様がわかりにくいと感じていた金額面を、法事・法要の手配は3万5千円、戒名授与は2万円という具合にわかりやすく提示しています」

法事・法要の種類や手配方法によっては、3万5千円~100万円となるお布施の金額。
確かに、消費者の混乱を招きそうだ。

■ お布施がタダになるプレゼントキャンペーンも

「てらくる」では、11月6日(火)~11月26日(月)に、サイトオープンを記念して、法事法要に使える3万5千円相当の無料チケット(2013年12月まで有効)を10名にプレゼントするキャンペーンを実施している。
いきなり知らないところに頼むのは不安という人は、この機会に利用してみるのもひとつの手かもしれない。詳細は「てらくるキャンペーン」まで。
(エキサイトニュース編集部)
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