毎月1日に来月分の予約受付が始まり、3分としないうちに枠が埋まってしまうという千疋屋の「世界のフルーツ食べ放題」。10年以上続いているこの企画は、1玉1万円以上するメロンや大粒のイチゴ、モモや巨峰など様々な高級フルーツが食べ放題だ。
今回予約するべくパソコンに張り付き、9時の開始時刻と同時にアクセスして予約をゲット！ お店に行ってフルーツ食べ放題を体験してきた。
今回は信濃町の千疋屋総本店へ
千疋屋には日本橋が本店の千疋屋総本店とのれん分けを受けた京橋千疋屋・銀座千疋屋の3つの系列がある。今回は千疋屋総本店の系列のアトレ信濃町店に行ってみた。
開始時刻を過ぎたころに訪れると30席前後の席は満席。
会場内はフルーツパラダイス！
さっそくフルーツが置いてあるテーブルに行ってみる。信濃町の店舗では食べ放題の実施時に20～24種の果物が置かれているが、食べ放題の値段が安めに設定されている店舗では、18種類の扱いということもあるようだ。
1玉1万円以上するメロンも惜しげもなく置かれている！
千疋屋総本店系列の世界のフルーツ食べ放題は、席に座るとフルーツサンドイッチが出てくることが多い。イチゴやキウイを使ったサンドイッチはデザート感覚、トマトやアボカドが挟まれるサンドイッチは食事感覚で食べられる。
このメニューは食べ放題ではないので注意。
お皿のフルーツもさっそく食べてみる。フルーツはどれもみずみずしく新鮮で、20種類以上あるので飽きがこない。今回は夏の終わりごろにお店を訪れたが、キーツマンゴー・パッションフルーツ・桃・巨峰やマスカットといった夏らしい果物、梨などの秋を感じさせるフルーツも置かれていた。
もちろん、食べ放題だからといって目玉のメロンの味が悪いことはなく味は抜群！ 甘味が強く、香りもいい！ 周りのテーブルを見ると、メロンを中心に食べている人が多いようだった。
ビュッフェ形式で食べられるマンゴーカレーやスパイシーココナッツカレーも侮れない！
一通り食べ終わると、最後にデザートとしてゼリーとシャーベットが。
フルーツ食べ放題のデザートというのも不思議だが、あっさりしていて食べやすい。これも食べ放題ではないが、このメニューを食べるころにはフルーツの水分でお腹がタプタプなはず。
広報担当者によると、このイベントはもともと多くのお客さんに千疋屋の商品を広く知ってもらうために始めたイベントで、黒字化はできていないという。それどころか、10年前に比べてフルーツなどの値段が上がってしまい、採算割れを起こすようになり、今年からは値上げして品数を多くする対応を取っているそうだ。
現時点では平日の夜のみの開催になっているがフルーツが好きなら一度行ってみるべきお店だ。数回予約にチャレンジした筆者のオススメは、電話ではなくネットからの申し込み。
電話が繋がりやすいという公衆電話を使っても、受付時間内に全く繋がらなかった。
(やったー麺)
