中国メディア・今日頭条は19日、日本の神社やお寺にお参りする際に投入するコインについて紹介する記事を掲載した。記事は「日本には寺社仏閣が多数存在し、人物から動物、さらには物まで日常で触れるあらゆるものが神様として祭られている。神社やお寺を参詣する際、ご縁がありますようにという意味で5円玉を賽銭に用いることは、日本への旅行や留学を経験した人であれば知っているだろう。しかし、それ以外の金額をお賽銭にしてもいいのだ」とした。
そして、日本にある6種類のコインのうち、10円と500円を除く4種類は縁起のいい言葉に重なるために御賽銭として使うことができるとする一方、10円は「遠縁」と音が重なり、500円は「これ以上大きい硬貨(効果)がない」ということで敬遠されると説明している。
さらに、11円(いい縁)、20円(二重に縁)、25円(二重にご縁)、41円(良い縁)、45円(良いご縁)など、コインを組み合わせて縁起のいい数字にする方法もあると紹介。普段は忌み嫌われる「4」の数字でも、場合によっては縁起か次に使えると伝えた。記事は「願掛けにもやり方がある。勝手気ままにコインを投げ入れておしまいにするのではなく、事前にしっかりと予習してこそ、願いもかないやすくなるというものだ」と結んでいる。
神社の賽銭をいくら納めるかという問題は本人の信心次第であり、本来は自由である。神社に賽銭を投じるのはいいのだが、本来投じるべきでないところにコインを投げ入れるのは問題だ。
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