中国メディア・今日頭条は25日、「日本の沖縄で一番の繁華街、90%が中国人観光客だった」とする記事を掲載した。沖縄では外国人観光客の数が増加傾向にあり、外国人観光客の約半数が中国本土や台湾からやって来る状況だ。


 記事は、「異国の地で同胞を見つけた時、大部分の人が親近感と温かみを感じると答えたという調査を目にしたことがある。しかし、もし外国のある通りで、遭遇する人の90%が同胞だったとしたら喜びや親近感を覚えるだろうか」としたうえで、沖縄一の繁華街である那覇の国際通りで目撃した状況を紹介している。

 「午後8時過ぎに国際通りにやって来ると、最初は日本人の学生やサラリーマンたちが歩いているのを多く見かけ、予想に反して中国人は見かけなかった。観光のオフシーズンだからかと思っていたのだが、9時に近くなると路上の人が明らかに増え始めた。そして、立て続けに聞こえてくるのは中国語ではないか。この時は確かに親近感を覚えた」とした。


 しかし、筆者はやがて、ある状況に気づく。「通り全体にいる人たちがみんな中国語を話している。土産物店に入れば、買い物をする人も、店員もみんな中国語だ。まるで中国に帰って来てしまったような心地になり、親近感や喜びといったようなものは一気に冷め、こころの中で『ははは・・・』と笑うしかなかった」と記事は綴っている。

 筆者はその後、国際通りにある焼肉店に入ったという。バイキング形式の焼肉店で肉の種類が多く、味も良かったとのこと。
そしてここでも、店内で焼肉を食べていたのが基本的にみんな中国人観光客だったことに気づいたようだ。

 記事は最後に、「中国人観光客は世界のあまねく場所に散らばっていると言われているが、どうやら本当のようだ。しかし、街にいる人がみんな同胞である中国人観光客だったら、あなたならどんな気持ちになるだろうか」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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