セレブユニット「叶姉妹」の妹・叶美香が、23日に公式ブログで衝撃の爆乳コスプレショットを披露。普段は2次元キャラのコスプレに厳しいネットユーザーたちから「次元の壁を超えた」と絶賛が巻き起こる事態となっている。



 美香がコスプレに挑戦したのは、アダルトゲームメーカー「ニトロプラス」のイメージキャラクター・すーぱーそに子。ピンク色の髪とヘッドホンがトレードマークのキャラだが、何よりも特徴的なのは「3次元では真似できない」といわれていた豊満ボディだ。人気の高いキャラクターであるだけに今まで数え切れないほどのコスプレイヤーが挑戦していたが、どうしても現実離れしたプロポーションは再現できなかった。

 しかし、美香が公開したコスプレ画像はキャラクターに負けない超絶豊満なバストの谷間を露出させた衝撃ショット。瞬く間にネット上で話題になり、その好評を受けて完全にバストがこぼれてしまっているビキニ姿の全身ショットも公開した。

 これにネット上では「完全再現...次元の壁を超えた!」「叶美香さんのすーぱーそに子のコスがそっくりですごい」「そに子を完全再現できる人類が存在したとは...」「とにかくおっぱいすごい、とりあえず拝んでおこう」「美しすぎてファビュラスとしか言えない」「この世ですーぱーそに子を再現できるの叶美香様だけ」「普段の美香さんは自分の趣味じゃないけど、そに子のコスプレするとめちゃ可愛い」などと絶賛のが発生。
Yahoo!検索のトレンドワードで「すーぱーそに子」「叶美香」が1位・2位を独占するという快挙も達成した。

 すーぱーそに子の設定上のスリーサイズは上からB90・W57・H87となっているが、その数字以上にイラストでは豊満に描かれている。よって数字上のスリーサイズが近いコスプレイヤーでも完全再現するのは難しく、現実の女性では超えられないラインが「次元の壁」ともいわれていた。だが、美香はスリーサイズ上からB101(Q~Rカップ)・W57・H90という二次元キャラに負けない現実離れしたスタイルの持ち主。その驚異のプロポーションによって「次元の壁」を飛び越えてしまったようだ。

 このコスプレを目にした姉の恭子は「すーぱーそに子さんよりかなりマーベラスぎみになってしまい どうしても洗練された雰囲気がでてしまうわね...」と指摘したそうで、すーぱーそに子の天然キャライメージに合わない気品があふれ出てしまった様子。
だが、前述のようにネット上では異例の絶賛が巻き起こっており、洗練された雰囲気が出てしまっても好評に変わりはなさそうだ。

「最近はハロウィンの前後などに芸能人たちがこぞってアニメキャラのコスプレを披露していますが、イメージの合わなさや再現性の甘さなどが原因で作品のファンから批判が殺到し、二次元キャラのコスプレは一種の鬼門となっています。今回のような絶賛一色の状況は異例中の異例。もちろん驚異的な再現性が好評の最大の理由でしょうが、いわゆる "ニワカ"ではなく、本当にオタク文化に染まろうとしている姿勢も絶賛の大きな要因になっています」(アニメ誌ライター)

 昨年、美香は人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの大ファンであることを告白し、キャラクターのコスプレを披露。それだけなら珍しくもないが、美香が扮したのがシリーズ第3部に登場する敵キャラクター「ホル・ホース」という渋い選択だったために「これはガチ」と原作ファンが絶賛。さらに昨年末の大規模同人誌即売会『コミックマーケット(コミケ)』に姉妹そろって来場し、しっかり『ジョジョ』や『黒子のバスケ』のBL(ボーイズラブ)同人誌を購入していったことでオタク層からの好感度が爆アゲ状態となった。


 早くもオタク層との間に信頼関係が生まれ、今回の「すーぱーそに子」のコスプレはネットユーザーたちの熱いリクエストによって実現したという。これから「再現不可能」と思われていた二次元キャラの完全再現に次々と挑んでくれそうな気配。さらには今夏の「コミケ」でコスプレ生披露という可能性もあるだけに、その動向から目が離せなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)