お笑いジャーナリストのたかまつななは株式会社笑下村塾を設立して、18歳選挙権導入をきっかけに若者と政治を繋ごうと『笑って学べる出張授業』のコンテンツを開発した。今回、衆議院選挙において初の18歳選挙権が導入されるため「若者の投票率を向上させたい」との思いから“全国の学校で「笑える!政治教育ショー」を無料で開催したい”とクラウドファンディングで支援を呼びかけている。


彼女が10月5日、『たかまつななオフィシャルブログ「お笑いジャーナリストへの道』や『たかまつなな(「政治の絵本」発売中)(nanatakamatsu)ツイッター』で「超簡単!政党の選び方」と題してチャート式に「賛成」「反対」を選んでいくと「政党名」に行きつく図表を公開した。その反響について17日に「選挙啓発をしたら【炎上】しました。納得できません」「私は川栄李奈ではありません。総務省のイメージガールに選ばれた訳でもありません」と不満をぶつけている。

日本の将来を憂い若者がもっとわくわくしながら日本のことを考えて「選挙にいこう!」と思えるようになればと活動しているのであり、総務省から衆院選の啓発イメージキャラクターに起用された「川栄李奈」とは立場が違う。「お金にもあまりなっていません。
選挙期間中は通常の仕事をセーブしているので今回も大きな仕事いくつかお断りいたしましたので、個人的な趣味と社会のちょっとでも役に立ちたいと思いクラウドファンディングでみなさまに助けていただいている次第です」とも明かしている。

炎上ツイートには「いやいや、雑すぎ…」「要素が足り無さ過ぎ」「このチャート、憲法改正の中身に言及せず“YES or NO”で始めているのは卑劣ですね」「1分で分かるなどと安易に子どもを導くのやめてください。結果、子どもたちをたかまつさんの支持してる政党に扇動することもできるんですから」といったものがあり、彼女はその1つ1つにコメントしている。総じて「みんな評論家。代替案を出せないし、批判するしかない」と感じたようで「あなた方のツイートが変わらない限り、政治家もかわらないのではないでしょうか」と投げかけた。

そうした彼女の投稿にもまた賛否のコメントが寄せられているのだが、できればもっと多くの若者から意見を聞いてみたいものである。


画像は『たかまつなな 2017年10月17日付オフィシャルブログ「選挙啓発をしたら【炎上】しました。納得できません。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)