2月14日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で小籔千豊さんが、「言われたことしかやらない」と批判される若者を擁護。ネット上では絶賛の声が上がっている。


小籔千豊が若者を批判する大人に苦言!


視聴者からのメールを元にトークを繰り広げる番組内のコーナー「せきららスタジオ」で、34歳パートからの「私のパート先の学生アルバイトたちが言ったことしかやらなくて困っている」「箒で掃いといてと言うと、本当に掃いておくだけでちりとりで集めてゴミ箱に捨ててくれない。どういう教育を受けてきたの!?」という悩みが紹介された。

これに対しハイヒール・リンゴさんは「全部言わないといけないの!?」と驚き、設楽統さんも「言ったらやるんですかね」「ロボットみたいですね」と苦笑い。

しかしこれに小藪さんは反論を述べ始め「『こっちでは当たり前、こういうもんやろ』っていうのはハッキリ言って年上のエゴでおこがましい」「知らん子は知らんわけですから、この人(投稿者)が教えればいい」と、若者側に立ったのだ。

ハイヒール・リンゴさんは「言われたことしかしない若い子はたまにいる」「それ以上もうちょっとサービスしてよって思う」と返したのだが、小藪さんは「それはリンゴさん世代も昔の人に言われてきたことだから」と突っ返した。

若者側からも大人に文句「ちゃんと説明しろ」


SNSやネット掲示板では小藪さんに賛成する意見が多く上がり「その場で教えてあげれば済む話だよね、いちいち若者を叩く必要ホントにない」「言えばやるなら何にも問題なくないですか」「自分の中の常識を相手に求めると絶対にズレが出る、小藪は正論」「大人は若者の常識を『何ソレ?』って鼻で笑うくせに、自分たちの常識が通用しないとキレるんだね」といった声があがった。

この「言われたことしかやらない」問題。
過去にも、さまざまなランキングを集計し紹介するサイト「gooランキング」の「先輩・上司は見た! 新入社員のビックリ行動ランキング」で「言われたことだけしかしない」が1位を獲得。『NEWS23』(TBS系)でもこれが取り上げられたのだが、当時もネット上では反論が飛び交っていた。「言われてないことをしたらしたで『余計なことするな』って怒るんだよな」「日本の『察しろ』文化って環境・状況によって違いすぎるからちゃんと口で全てを説明しろと思う」「結局大人は新人をイジメたいだけだよね」と若者たちは怒りの声をあげている。