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30代で貯金はいくらあればいいの?みんなの平均貯蓄額と備えておきたいお金

2018年2月27日 11時15分

ライター情報:水野綾香


30代になると、20代の頃と違い、結婚や子育て、住宅購入をする人も徐々に増えてきます。自分の貯金額と比較して周りはどうなのか、お財布事情が気になるのではないでしょうか? そこで、周りはどれくらいお金を貯めているのか、貯蓄の平均額や中央値を調べてみました。貯金ゼロの人もそれなりにいれば、既に1000万円貯めている人もそこそこいるようです。
あわせて、何かとライフイベントも増えてくる30代はどのくらい貯蓄しておけばいいか、FPの立場から独身と夫婦の場合に分けてアドバイスします!

30代の平均貯蓄額は470万円!


まず平均値から見てみましょう。出典は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」(平成29年)からです。預貯金・保険・その他金融商品などを含む「金融資産の平均金額」ですが、30代では470万円です。皆さんの金融資産と比較していかがでしょうか?

平均値は調査対象全ての金融資産を合計したものを単純にデータの個数で割った数字です。ざっくりとした全体の傾向を見るときには平均を使います。今回の調査結果では「金融資産なし」が33.7%と全体の3割ほどを占めますが、1,000万〜3,000万円以上(!)の方が一定数いるために平均額は高めに出ています。

30代の貯金額の中央値は?


一方で中央値はどうでしょうか。中央値というのは、データを小さい方から並べていき、真ん中にくる値です。30代の中央値はいくらかというと……200万円です。平均の半分以下になりましたね。平均値よりも中央値の方が実際に近い金額です。
ちなみに、資産ゼロを除いた「金融資産有り」の中で一番ボリュームがある最頻値では500万〜700万円未満で、全体の13.3%となっています。同じ30代といっても30歳と39歳は違いますし、それぞれの年収も異なりますが、20代よりもお給料も上がり、家庭を持つことを意識している(あるいは家庭を持っている)人も多くなる30代。貯めている方はしっかりと貯めている印象です。


独身で貯めておくべき貯蓄額は?


ではどれくらい貯めておけば良いでしょうか?これもライフステージやそれぞれの価値観で異なりますので一概には言えませんが、不測の事態(例えば急なリストラ・病気や怪我など)で働けなくなってしまった場合でも、しばらくは耐えられる金額は現金・預金などの流動資産で用意しておくと良いでしょう。毎月の生活費×6カ月分〜12カ月分あれば、立て直しの対策も打てるはず。
20代の頃は自己投資として、習い事や旅行などにお金を使うことを個人的にオススメしていますが、30代になったら少しずつでもお金を蓄えることを意識していきましょう。そして、20代の頃に身につけたスキルや経験を活かしてリターンを得る=収入を上げる方向にシフトできることが理想です。


夫婦で貯金するならどれくらい必要?


夫婦の場合は、独身の方と比較して、子どもの教育費や住宅購入費の予定がある程度わかっており、中期的な資金計画が立てやすいかと思います。
人生の三大支出と言われているのが「教育費・住宅購入費・老後資金」です。例えば教育費。幼稚園から大学卒業までを国公立の学校だけだと考えても1,000万円ほど、途中で私立を選択する場合は、さらに1,000万円ほど上乗せで費用がかかると見ておいても良いでしょう。住宅を購入する場合も、頭金をいくら準備して、どのエリアにどの程度の金額の家を購入するのかによって金額は異なりますので一度、銀行の窓口などで相談することをお勧めします。

40代になるとローンの返済と教育費のピークが重なるケースも多く、早めに資金計画を立てておかないと、後で収支がマイナスになり真っ青!なんてことにもなりかねません。
現在は共働きの家庭も多いのですが、お財布は別々になっており「相手が貯金しているだろう」という油断、もしくは「聖域に踏み込まれたくない(?)」などの理由で蓋を開けたらお金が全然貯められていなかった!というご家庭も多数見てきました。
実は独身〜結婚してお子さんの教育費がかからない時期が一番の貯めどきです。ご夫婦の間で家計を透明にして、貯められるうちに手取り収入の2割から3割程度貯めていくことを心がけていきましょう。
(水野綾香)

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ライター情報: 水野綾香

ファイナンシャル·プランナー
「女性のためのマネーセミナー講師」として全国で年間70回以上、延べ6,000名以上の女性を対象に講演。コラムの執筆·連載も多数。初心者でも楽しくわかりやすくお金を学ぶことができると好評。

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