『範馬刃牙』のネタバレ&あらすじ紹介

今回記事でご紹介するのは板垣恵介が週刊少年チャンピオンで連載していた格闘漫画、『範馬刃牙』のあらすじです。

『グラップラー刃牙』は1991年に連載スタート。

並外れた膂力とセンスを誇る武道家たちの死闘を描き、絶大な支持を獲得します。

『範馬刃牙』は『グラップラー刃牙』シリーズの第三部にあたり、単行本は全37巻。

人類最強の生物・範馬勇次郎と、その遺伝子を継いだ息子・範馬刃牙の因縁の決着が描かれました。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『範馬刃牙』のあらすじ

範馬刃牙(はんま バキ)は地上最強の生物・範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)の息子。

普段は高校に通いながら裏で名だたる武道家と死闘を行い、父親を倒す日を夢見ています。

自宅地下の特訓ルームにて、巨大カマキリとシャドーファイトを演じた刃牙は、敵の戦法を取り入れた象形拳で見事想像上のカマキリを返り討ち。

出典:TVアニメ『範馬刃牙』公式サイト

新しいスタイルに開眼し、勇次郎打倒への布石を敷きます。

されどまだ物足りず、アメリカ合衆国大統領を脅迫。

前作『バキ』死刑囚編にて知り合ったミスター・アンチェインことビスケット・オリバが収監されている刑務所に、自身の身柄を移送させます。

ビスケット・オリバは弾丸すら通さぬ筋骨隆々の巨漢で、彼に勝利してこそ勇次郎を倒せるというのが潜入の動機でした。

一方のオリバは刑務所内でVIP扱いされ、最愛の恋人・マリアと共に暮らすことを許されています。

しかしマリアはとんでもない気分屋の上、病気の治療に投与された薬の副作用で醜く太り、オリバに当たり散らしていました。

日本からはるばる会いに来た刃牙にオリバは機嫌を良くするも、まずは刑務所のナンバー2(セカン)純・ゲバル(じゅん げばる)が、刃牙の前に立ちはだかります。

ゲバルは離島の小国の大統領でしたが、自分より自由に振る舞っているミスター・アンチェインの噂を聞き、彼と戦い倒す為に刑務所に入ったのでした。

オリバは自分を無視して話が進むのが気に食わず、ゲバルと対決することに。

お互いスカーフの端を持ったまま、片手のみで殴り合うというのがオリバが提示した戦い方でした。

刃牙はこれを茶番と断じ、早々に退屈し始めます。

見物席にいたマリアも共感を示し、愛する女性を幻滅させてはなるまいと奮起したオリバは、即座に本気を出してゲバルを沈めました。

オリバに叩きのめされたゲバルは次に刃牙と対戦するも実力が拮抗し、なかなか決着が付きません。

最終的にバキが勝利をおさめ、ゲバルは刑務所を去って行きました。

そこでオリバは思いがけぬ行動をとり……。

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