『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(デデデデ)のネタバレ&あらすじ紹介

今回記事でご紹介するのは浅野いにおのSF日常漫画、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のあらすじです。

本作は地球を侵略に来た宇宙人の巨大円盤が浮かぶ世界を舞台に、平凡な女子高生たちの脱力系の日常を描いた作品。

2022年第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、劇場版アニメーションを『地球外少年少女』を送り出したProduction +h.が制作したことでも話題となりました。略称は『デデデデ』です。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(デデデデ)のあらすじ

今から3年前の8月31日、東京上空に地球外飛行物体、通称「母艦(ぼかん)」が襲来しました。

母艦からは無数の侵略者が出撃し、一般人が大量に命を落とします。

アメリカ軍の反撃により母艦の進撃は渋谷区上空で食い止められたものの、以来そこに陣取ったまま動かず、人類は否応なく地球外生命体と共存を余儀なくされました。

渋谷区在住の小山門出(こやま かどで)はショートヘアに眼鏡の真面目で大人しい女子高生。

友人の中川凰蘭(なかがわ おうらん)はじめ、五人の仲良しグループと馬鹿話やゲームに興じ、毎日楽しく過ごしています。

出典:『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』映画公式サイト

「デーモン」とも読める変な名前が原因で子供の頃いじめられていた門出にとって、凰蘭たちは心の支えでした。

そんなある日、母艦から放たれた中型船が街に墜落。

仲良しグループの一人・栗原キホ(くりはら キホ)がその犠牲となり、門出たちは打ちひしがれます。

友人の死を乗り越え駿米大学に進学した門出と凰蘭はオカルト研究会に入り、元アイドル・大葉圭太(おおば けいた)の死体を乗っ取った侵略者と遭遇。

行き場のない彼を迎え、三人の共同生活がスタートします。

門出は大葉の奇行や凰蘭の妄想に振り回される一方、彼等と過ごす日々に心地よさを感じ始めました。

大葉と慣れ合った門出たちは、彼の口から宇宙人側の深刻な事情を告げられます。

いわく母艦の動力炉が暴走しており、いずれは地上に墜落し、地球に回復不能なダメージを与えるそうです。

やがて大学は夏休みに突入し、門出と凰蘭はオカルト研究会の夏合宿に大葉を連れて参加。

もともと両想いだった凰蘭と大葉はこの合宿の最中に結ばれるのですが、続けざま衝撃の事実が発覚。

なんと凰蘭は十歳の時に並行世界から転移してきたタイムトラベラーで、宇宙人の侵略は、彼女の時空跳躍が原因で生じた現象だったのです。

元の世界の凰蘭と門出は秘密道具を使い、二人で人助けをしていました。

ところが独りよがりな正義感に囚われた門出が自殺してしまい、そのことを悔やんだ鳳蘭は、門出が死ぬ未来を変えるべく並行世界に飛んできたのでした。

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