『女神のカフェテラス』のあらすじ&ネタバレまとめ

今回記事でご紹介するのは2021年より週刊少年マガジンで連載されているラブコメ漫画、『女神のカフェテラス』のあらすじです。

作者は『涼夏』『風夏』が代表作の瀬尾公治。

本作は神奈川県三浦海岸を舞台とし、亡き祖母から相続した喫茶店で働く5人のヒロインとの共同生活を描きます。

累計発行部数は150万部を超え、単行本は既刊15巻まで発売中。

2023年には手塚プロダクション制作のアニメが全12話放映されました。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『女神のカフェテラス』のあらすじ

主人公の粕壁 隼(かすかべ はやと)は幼い頃に事故で両親と死別し、喫茶店「Familia(ファミリア)」を営む祖母・粕壁 幸子(かすかべ さちこ)に育てられた、理屈屋でプライドが高い東大生。

中学卒業前に喧嘩別れした幸子の訃報を機に、3年ぶりに神奈川県三浦海岸の実家に帰省します。

そこで隼を待ち受けていたのは「おばあちゃんの家族」を自称する、面識のない5人の少女たち。

隼が語気強く問い詰めた所、彼女たちは生前の幸子が「Familia」に住み込みで雇い入れたアルバイトだと判明。

出典:女神のカフェテラス 公式サイト

幕澤 桜花(まくざわ おうか)は代々東大卒のエリートを輩出している一族の出身。

彼女自身も東大に進むことを期待されていましたが、親の意向に反しファッション業界に憧れ、実家を飛び出した経緯があります。

現在は「Familia」で働きながらファッション系の専門学校に通っており、世間知らずな自分を拾ってくれた幸子を恩人として慕っています。

他、人気が低迷した元子役の月島 流星(つきしま りほ)やバンド活動をしている鳳凰寺 紅葉(ほうおうじ あかね)、料理人志望の小野 白菊(おの しらぎく)や空手の達人の高校生・鶴河 秋水(つるが あみ)など、個性的な美少女たちが揃っていました。

家に帰れない彼女たちにとって、「Familia」は亡き祖母との思い出が詰まった大事な居場所だったのです。

桜花たちの説得に根負けした隼は、1年間の期限付きで大学を休み、祖母の店を立て直す決断を下します。

それに伴い桜花たちと共同生活をスタートさせ、彼女たちの進路相談に乗ることに。

当初はよそよそしかった桜花たちですが、親身になってくれる隼に次第に心を開き、好意を抱き始めます。

やがて「Familia」の経営は軌道に乗り、「女神の(ような美少女が5人もいる)カフェテラス」の噂が広がっていきました。

ある日のこと、店員の一人・紅葉の母親が訪ねてきました。

実は紅葉は貿易会社を経営する後鳳凰寺家の一員で、フリーターを続ける娘に痺れを切らした母によって、お見合い結婚を命じられていたのでした。

事情を知った隼は三者面談を開き、母に対し逃げ腰の紅葉を励まし、本音を言わせるのですが……。

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