『ラーメン赤猫』のネタバレ&あらすじ徹底解説

今回記事でご紹介するのはweb漫画サイト「ジャンプ+」で連載されている『ラーメン赤猫』のあらすじです。

作者はアンギャマン。

本作は人間の言葉を喋る猫が営むラーメン屋を舞台にした日常ギャグ漫画。

2021年11月に『ジャンプルーキー!』に投稿されたのち、読者の好評を受け、『少年ジャンプ+』正式連載が決定。

2023年にアニメ化が決定し、今後ますます人気が出ると予測されます。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『ラーメン赤猫』のあらすじ

主人公の社珠子(やしろ たまこ)は連日の激務に疲れ果て、ブラック企業を辞めた若い女性。

次の仕事を探していた所、叔母に「ラーメン赤猫」を紹介され、殆ど予備知識を持たずのれんをくぐります。

そこで働いていたのは人間の言葉を喋る猫たちで、職人気質な茶トラ店長の文蔵(ぶんぞう)以下、接客・レジ・経理担当のハチワレ佐々木(ささき)、調理と盛り付け担当の黒猫サブ、接客担当のメスの白猫ハナなど、個性的なメンバーが揃っていました。

出典:アニメ「ラーメン赤猫」公式サイト

猫が取り仕切る店の様子に動揺を隠せない珠子。

気を取り直し面接に進んだ所、「正直に答えてね。犬と猫どっちが好き?」と文蔵に聞かれ、うっかり「どちからといえば犬が好きです」と本音で答えてしまいます。

文蔵は珠子の素直さを気に入り即採用、「ラーメン赤猫」初のヒトの店員が誕生しました。

珠子に与えられた業務は掃除・皿洗い・簡単な調理に加え、猫たちのブラッシング。

飲食店に毛玉が落ちているのは致命的な為、休憩時間になると待ちかねたように店員たちがやってきて、ブラッシングをせがみます。

店に来る客は猫好きが多く、営業中は猫耳付きの黒い布を被り、コンセプトを壊さず仕事をこなさねばなりません。

たまに事情を知らない人間が迷い込んで面食らうものの、文蔵たちはそんな一見さんにも丁寧な接客と説明を旨とし、着々と常連を増やしていました。

かといってクレーマーにおもねることもなく、無礼な客はたんかを切って追い返し、スタッフをしっかり守るのを忘れません。

文蔵に見守られ働くうち、珠子は「ラーメン赤猫」に居場所を見出し、仕事にやり甲斐を覚え始めます。

そんな中、ひょんなことから文蔵の過去を知ることに。

文蔵はもともと野良で、心優しいラーメン屋台の親父に飼われていました。

されど屋台の運営が立ち行かなくなり、知り合いの老婦人に彼を預けます。

それは文蔵の将来を想うがゆえの決断でしたが、文蔵は先代をしたって舞い戻り、結局は屋台猫として落ち着きました。

かくして先代の味を引き継いだ文蔵は、今日も今日とて愉快な仲間たちと共に「ラーメン赤猫」を盛り立てているのでした。

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