“ぽっちゃり系”の女の子「トン子ちゃん」を主人公にしたマンガ『オッス!トン子ちゃん』をご存知だろうか?
作者は、ナンセンス&脱力系ギャグ好きのバイブル『バカドリル』の著者として知られるのタナカカツキ氏(『バカドリル』は天久聖一と共著)。とにかく1ページ目のセリフからやられるこのマンガ。
「ジャーン!みなさん、ハズメマシテ アタスの名前はトン子 ごく普通の女の子ダス!」……少女マンガの主人公としてはあり得ないデブという要素がありながら、なんだか憎めない不思議な魅力でカルト的な人気を得ている。

そして、イギリスで今まさに国民的“ぽっちゃり系”ポップアイドルが誕生しようとしている。
イギリスITVの人気オーディション番組「Pop Idol」で1000万人の視聴者に選ばれグランプリを勝ち取ったのは、グラスゴー出身のミシェル・マクマナス(23)。12/21付けのnews.bbc.co.ukに掲載されているチャーミングな彼女の笑顔を見れば、あなたもきっと驚くはずだ。
sundayherald.com(12/21付け)も、ジェニファー・ロペスやブリトニーとはまったく異なる、ぽっちゃり系アイドルの登場に驚きをかくせない様子。「私は決して自分の外見を恥じたことことはないし、(このオーディションで)やせることも約束しなかった。今の私を認めてほしい。わたしはこの“サイズ”で満足しているし、人々の意識を変えていきたい。歌がヘタと言われるより、太ってるといわれるほうが嫌だから」と彼女はコメントしているそう。誰もが思わず応援したくなる、それが彼女がコンテストを勝ち抜いた最大の理由だろう。

イギリスのみならず世界中のサイトに取り上げられ、来年1/5のデビューを前にすっかり注目の的となっている彼女。一体、どんな活躍を見せるのか、今後もエキサイトニュース編集部は彼女を見守り続ける。

(エキサイトニュース編集部S)
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