ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中! 

B美……28歳 人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2北山宏光


C子……34歳 デビュー組からジャニーズJr.に降りたばかりの月刊誌編集者。好きなアイドルは若い子。

B美 ジャニー喜多川社長が亡くなってしまったね……。6月半ばに入院の一報があってから、奇跡を願い続けていたけど……。もっとジャニーさんのステージが見たかったよ。

C子 訃報が伝えられたのは7月9日の午後11時台で、当日はKis-My-Ft2が午後7~8時台にNHKの『うたコン』に生出演してたね。
A.B.C-Zも、午後9時台にラジオ番組『A.B.C-Z 今夜はJ's倶楽部』(NHKラジオ第1)の生放送をしっかり務めてたし、この時点で亡くなったことを聞いていたんだとしたら、彼らのプロ根性ってスゴいなと思う。

B美 Kis-My-Ft2は新曲「HANDS UP」(7月10日発売)のリリースもあったから、10日に宮田俊哉がラジオ『Tresen』(FMヨコハマ)の生放送に出たりと、宣伝期間が重なっちゃったもんね。しかも、亡くなった週の12日~14日に京セラドーム大阪でコンサートもあったし。まさに、ジャニーさんが教えていた「Show must go on(何があってもショーは続けなければならない)」の精神だわ。

C子 Kis-My-Ft2といえば、「J-GENERATION」2019年8月号(鹿砦社)に『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!』のレポートが載ってるね。「キスマイライブでは初のムービングステージや、360度回転するクレーンを使用した演出でも魅了しました」って書いてある。
B美って、このコンサート行ってたよね? どうだった!?

B美 私が行ったのは6月の埼玉・メットライフドーム公演なんだけど、「Jジェネ」の写真は5月6日~9日の東京ドーム公演の模様っぽいね。MCレポートが東京ドームの話だったから。コンサート自体は良かったよ! 「音楽でハグする」がテーマなのもあって、メンバーと抱き合ったりする瞬間も多かったし。ほら、3ページで玉森裕太二階堂高嗣とハグしてる写真があるでしょ。見てよ、この玉ちゃんの笑顔! うれしさと照れが相まって、くしゃくしゃな顔で笑ってる。見てるこっちも笑顔になっちゃうよ~。


C子 玉ちゃんは隣で千賀健永と寄り添って歌うカットも、目が細くなるくらいニッコリしてて可愛いね。しかし4ページの宮田、どうした!? 作り物の白馬に乗って、白いキラキラスーツにシルクハットで、王子様? マジシャン? になりきってる。

B美 これはアルバム『FREE HUGS!』のソロ曲「僕だけのプリンセス」を歌った場面だよ。冒頭の歌詞に「白馬にまたがったまま 途方に暮れるプリンス気分」っていうフレーズがあるんだけど、宮田は王子様をやりきってたね。4~7ページの各メンバーのソロ写真を見てわかる通り、宮田だけ世界観が突出してるのよ。アイドルらしく、“ファンに夢を見せる”という演出って感じで、スゴく華やかだった。
宮田の癒やし系オーラが良かったなぁ~。

C子 しかも、作詞はあの大物声優の林原めぐみが手がけたんだ。アニメ好きの宮田にとっては、たまらなかっただろうね。写真だけ見ると、私は宮田の下の玉ちゃんのワンショットが好きだな。「平井大さんとのコラボチューン『Love Story』を歌唱」だって。玉ちゃん、スタイルがいいから、ただ立って歌ってるだけでもサマになってる。
衣装も似合ってるね。

立ち読みはこちら



B美 個人的には、藤ヶ谷太輔のソロも良かった! 確か、ムービングステージでアリーナ席の上を通っているあたりでJr.を従えて踊るんだけど、バックについてるジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanのメンバーと少し絡むのね。藤ヶ谷の動きに合わせて上着を脱いでいくような場面があって、それがスゴく色っぽくて。「Jジェネ」だと松田元太の肩辺りが少し脱げてるのが見えるね。私、実際に目の当たりにした時「元太ってこんなセクシーな表情するの!?」って、驚いたよ! モニターに釘付けになったもん。

C子 ホントだ、元太の横顔が綺麗~。
照明もピンクっぽくなっててムーディーだし、このソロ曲は見応えありそうだわ。下の写真の二階堂はグレー系のスーツにハットでオシャレにキメてるじゃん。「無音ラップを成功させると、会場からは大歓声がわき上りました! まさかのオチはソロページをチェック!」と。

B美 ニカのソロは、ヒップホップグループ・SOUL'd OUTのメンバーだったDiggy-MO'が作詞したんだけど、ものスゴい高速ラップに挑戦してるんだよ。めちゃめちゃ早口だから、これって実際にコンサートで歌えるのかな!? って、ちょっと疑問だったの。ところが、本番でもバッチリで、難なくこなしててカッコよかった~! ただ、このハットの被り方とかはニカが尊敬する中居正広のスタイルに似てるでしょ? ここに書いてある「オチ」っていうのも……。とりあえず、25ページ見て!

C子 えっ!? このパンツ姿のやつ!? 「ソロ曲のラストには、う○ち付きのパンツ姿になるという衝撃のオチを仕込み、会場を笑わせた」と書いてあるけど……。

B美 このう○ち付きのパンツは、2002年のSMAPのツアー『"Drink! Smap! Tour』で、中居くんが同じようなことをやってるんだよね。だから、今回のキスマイコンが開幕した後も、情報を知ったファンから「ニカはそこまで中居くんに寄せなくていいのに……」みたいな苦言がチラホラ出てさ。実際に中居くんを意識したのかどうかはわからないけど、このところ中居くんっぽいしゃべり方や仕草になってるニカだから、やりかねないって思われたのかもね。

C子 リスペクトはいいけど、やりすぎだとオリジナリティがないって言われかねないもんね~。ソロ曲のページに戻ると、立って歌う横尾渉は……なんていうか、『NHKのど自慢』みたいだね。足が内股なのもあって、“頑張って歌ってます”みたいな。立ち姿と、どこ見てるんだろう? っていう目線も含めて、なんだか応援したくなるわ。

B美 ソロは横尾さんが好きなビリケンっていうアーティストに作ってもらったやつで、お父さんへの思いを込めた「キャッチボールをしよう」という曲なんだよ。バラードなんだけど、これがまたなかなか泣かせる曲でね~。「いつか僕が作った料理をつまみにして呑もうよ」みたいな歌詞が感動的なのと、横尾さんの一生懸命な歌声が胸に響くの。

C子 それは横尾さんに合ってそう! ちょっと聞いてみたいなぁ。ところで、横尾さんの上の写真って千賀だよね? パッと見た時にNEWS・増田貴久に見えた。なんだろ髪形とか骨格が似てるのかな?

B美 確かに千賀もちょっとガッチリした体形だから、まっすーに見えなくはないかも。これはバラードで、このピアノで弾き語りしてしっとりと歌ってたよ。CHEMISTRYの川畑要が作詞した「I miss your smile」っていう曲なんだけど、川畑との出会いやピアノを始めたのも中居くん司会の『UTAGE!』(TBS系)がきっかけだったから、成果が出てよかったな~なんて思いながら見てたよ。

立ち読みはこちら



C子 7ページの北山宏光はバンドのI Don't Like Mondays.とのコラボ曲なんだ。衣装しかりシャレてる感じがビンビンだね! 「電飾付きのマイクスタンドを使ったパフォーマンスやステージから飛び降りるラストの演出など、自己プロデュース力の高さが光りました!」と。手を広げて飛び降りようとする写真があるけど、タイトルが「DON'T WANNA DIE」だからってことかな。

B美 北山くんのソロ曲、カッコいいんだよ~! マイクスタンドが女性のように見えてきて、もうホントに罪な男! って感じだった。歌詞も「指先が君に触れるたび」とか、恋愛について歌った曲だしね。個人的には最後の飛び降りの演出はちょっと心配になるから、マイクスタンド1本でも十分満足だったのに……とは思った。

C子 あんた、なかなか過保護だね(笑)。まぁ、でもやっぱソロコーナーで一番よかったのは横尾さんの写真かな~。あ、9ページの吹奏楽部がいる写真って、例の藤ヶ谷が女子高生のポニーテールに触れたって言われて物議を醸した場面では!?

B美 そうそう、あれは6月の名古屋公演だったけど、マイクを使ってポニーテールをイジったって話だよね。「Thank youじゃん!」を歌いながら、7人が部員たちのそばに来てコミュニケーションを図ったりするから、そのノリで遊んじゃったんだと思うけど……。やられた当人や、ファンは複雑な心境だったかもね。

C子 その下の写真、横尾さんが後ろから北山くんの頭に手を乗せてたり、宮田と北山くんがわちゃわちゃしてるのが可愛い。北山くんは、13ページのソロ写真でファンとじゃんけんしてる瞬間もいいよね。手だけでなく、口でも「パー」って言ってる感じだし。あれ? 15ページ右上の藤ヶ谷、なんとなく美川憲一に似てない(笑)? 紫がかったキラキラなジャケットで、ちょっと小首を傾げて歌ってるからかな~。妖艶な魅力ってことで。

B美 17ページの玉ちゃん、左上の写真は鋭い目つきがちょっと怖いけど、右下の1コマは可愛いよ。右上は背景がボヤケててシャボン玉に包まれているみたいだし、白い衣装を着た玉ちゃんが天使みたいで、幻想的。クールな表情、全開の笑顔、ファンサービス中のカットと、バリエーションあっていいよね~。

C子 玉ちゃんの天使ぶりっていえば、柔軟剤・ラボンのCMがめちゃめちゃ可愛くない? 疲れたときにふとYouTubeで検索して見ちゃうぐらい好き。ビューネくんより私を癒やしてくれてるよ! それで、千賀は19ページ右上の流し目がいいね。一方で、21ページの左下、宮田の後ろにいる横尾さんがちょっと気抜いた顔してて面白い(笑)。ヘッドセットマイクを気にしてて、アーティストというよりも、スタッフっぽいね。

B美 かなり素の表情(笑)。横尾さんは、23ページのメガネが似合ってて好きだな~。ヘアセットが自然体だからか、普通に“イケメンのサラリーマン”っぽさもあるし。あ、こっちのページだと、ソロ曲歌ってる写真はあまり力が入ってないように見えて、いい感じだよ。

C子 さっきの内股は、サビとか重要なパートを歌ってたから力んでたのかな(笑)? 23ページ右上、黒い衣装の横尾さんは吉川晃司っぽいし、いろんな横尾さんが見られて楽しくなってきちゃった(笑)。ニカは……う○ちパンツ以外だと、いろんな帽子被ってるんだなってわかった! あと、各ページにバックのTravis Japanやユニット無所属のJr.が写り込んでるから、ファンはJr.を探すのも楽しいかも。3ページの松倉海斗がチャラかったり、川島如恵留が見切れてたり。

B美 元太、吉澤閑也中村海人はハッキリ顔が写ってるのに、宮近海斗が手に持ってる看板で顔が隠れちゃってもったいなかったな。キスマイやトラジャのほかの写真は生写真通販コーナー(62~66ページ)にも載ってるから、真剣にチェックしちゃうね。トラジャは、自分たちのオリジナル曲を披露したカットもあったし。



C子 キスマイのコンレポも十分楽しめたけど、私がグッと胸にきたのはSexy Zone松島聡特集! パニック障害の治療で療養中の聡くんに関して、メンバーからの「愛のこもった発言」を集めてるんだけどさ、写真のチョイスも絶妙なの~!!

B美 スゴい興奮してるね(笑)。確かに、今の状況で聡くんの特集は胸熱だわ。ファンはうれしいだろうなぁ。しかも、中島健人のコメントとか、聡くんの性格が表れてるね。「長期の舞台をやっていたとき、散らかったオレの部屋を何も言わずに片してくれてた。聡ちゃんは基本、全部に対してきっちりさん。書く字でわかる、すごくキレイ」「俺の出演作を見たら、誰よりも早く連絡をくれる」とか。そういえば、私も聡くんの字ってキレイだったな~って記憶があるわ。

C子 テキストを読むと、聡くんって本当にムードメーカーで、裏表がないんだろうな~というのが伝わる。42ページ、聡くんと佐藤勝利がそれぞれ相手についてコメントしてるんだけど、それもいいんだよ。「松島がいるのといないとでは、現場の雰囲気がガラリと変わるよね」「笑い方が豪快で、ボクが言ったことにもよく笑ってくれるから、話していて気持ちいい!!」(佐藤)「俺がヘコんでたり、キゲンが悪いと真っ先に察してくれる。いつもイジるくせに、そういうときはそっとしておいてくれるんだ」「勝利は余裕があって、一緒にいると落ち着く。でも2人でいるときは、ある意味燃えるかも。競争心に火をつけてくれるのが勝利かな」(松島)って……。この関係性、最高!!

B美 マリウス葉との“聡マリ”とは違う信頼関係が成り立ってる感じだよね。そして、年下組の聡マリのページは、ひたすら癒やされる! 着ぐるみ姿が可愛すぎるし、一緒に手でハートを作ってたり。45ページ、ピンクの衣装で頬を寄せ合ってるのとか、動物同士のじゃれ合いみたい。自分たちで自然にやってるのかと思ったら、よ~く見ると、勝利が後ろから2人をくっつけてるんだ(笑)。この3人の雰囲気もいいよね。

C子 健人、勝利のページもそうなんだけど、このピンク衣装は全部ベストな瞬間を切り取ってくれてるよ。聡マリのコメントは、お互いが「存在」について触れているあたりに感激した。マリウスは「もう存在が好き(笑)! みんなに愛されていて、僕たちのなかでいちばんたくさん魅力を持っている人だと思う」と話していて、聡くんはマリウスのことを「存在自体が天使! 不思議ちゃんなとこもあるけど、いてくれるだけでおもしろいし、かわいいし、俺は落ちつくんだよね」って。あぁ~、もう泣けちゃう。聡マリが笑顔でいてくれさえすれば、それでいいって感じ。世界が平和になるわ!

B美 あんた、だいぶ盛り上がってきてるね(笑)。聡くんって、小さい頃は正直に言って“どこにでもいる少年”だったじゃん。こういう顔つきに成長するなんて、当時は想像できなかったよ。もちろん、整形なんてしてないのに、かなり良い形で大人になったもん。そういう意味では、ホントに「ジャニーさんさすが」としか言いようがない! 大人っぽくなった聡マリのツーショットが楽しみ。早く元気な姿で戻ってきてほしいね~。

立ち読みはこちら