さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」

GW初日の4月27日(土)、日比谷野外大音楽堂での単独ライブ『木もれ陽の中の春風キャンプin日比谷野外大音楽堂』を来週5月3日に控えるさくらしめじが、2人の原点となる大宮アルシェで『野音がもっと楽しくなるフリーライブ in ぼくたちの大宮アルシェ~行くか迷っている人も、みんないらっしゃい~』を行なった。

さくらしめじは、2014年6月14日、田中雅功と高田彪我が中学1年生のときに“ガク&ヒョウガ”として結成、同年11月24日より現在のユニット名として活動している高校生フォークデュオ。
ユニット結成から間もない2014年8月3日に初めてストリートライブを行なった大宮アルシェは、さくらしめじにとって大切な思い出の地となっている。

さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」

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大宮アルシェに「このあと、大人気フォークデュオのさくらしめじがライブを行います」というアナウンスが流れ、集まったきのこりあん(さくらしめじファンの呼称)たちも今か今かと待ちわびる。そんな中、ビル前に設営された特設ステージに姿を現したさくらしめじは、くもり空を吹き飛ばすように「どうも、僕たちフォークデュオのさくらしめじでーす!」と元気に挨拶。彪我が「5月3日に、日比谷野外大音楽堂でワンマンライブをするんですが、そのワンマンライブを盛り上げようということで、ここでフリーライブをしたいと思います!」とイベントの趣旨を説明、雅功が「たくさん集まってくださって、ありがとうございます! 元気ですか~?」と観客に声をかけると、昨年の日比谷野音に向けて作られた楽曲「スタートダッシュ」を披露した。

さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」

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さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」


MCでは「日比谷野音のワンマンライブに行くよって人!」「まだ行くか迷ってるよって人!」と聞いたあと、「じゃあ、そもそもさくらしめじって誰?って人!」と足を止めた高校生やサラリーマンにも話しかけ、どんどん周りの人たちを巻き込んでいく。和やかな雰囲気の中、彪我が「皆さん、体動かす準備できてますか~?」と呼びかけると、2曲目の「てぃーけーじー」へ。
ギターを置いてハンドマイクに持ち替えた彪我が、全身を使ってのびのびと“てぃーけーじーダンス”をリードして、きのこりあんはもちろん、通りかかったお客さんも一緒に盛り上げた。

さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」


MCでは台風が直撃した昨年の野音ライブを振り返り、彪我が「(今年の野音は)まずは絶対晴れ! そして、みんなで盛り上がる!」と決意表明、そして今回の野音ワンマンは「音楽でつながる」というテーマであることを改めて伝えた。ライブ前のアナウンスを受け、何度も「超人気フォークデュオのさくらしめじです!」と道ゆく人たちにアピールしていた雅功は「世界にはですね、たくさんの人がいます。その中で今、僕らが巡り会えたのは奇跡と言っても過言ではないんですよ! だからこの奇跡を僕たちは途切れさせたくない。僕らには音楽という最大のツールがあるわけです。この音楽というツールを使って、僕の人生も彪我の人生も、皆さんの人生も、もっともっと色あざやかなものにしていきたいなと思います」と熱く語った。


さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」

さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」

さくらしめじ、野音単独ライブに向けて原点・大宮アルシェでライブ 「音楽で人生を色あざやかなものに」


最後の曲は5年前に大宮アルシェで初披露した「きのうのゆめ」。時折目を合わせながらギターを鳴らし、丁寧に声を重ねて紡ぎ出す2人のハーモニーに、集まった大勢のきのこりあんたちもじっと聴き入っていた。
(撮影/鈴木友莉)

ライブ情報


【木もれ陽の中の春風キャンプin日比谷野外大音楽堂】
2019年5月3日(菌・祝)
開場16:30 / 開演17:30
チケット¥5,980(税込)

■さくらしめじ オフィシャルサイト