(imemei/Getty Images Plus/写真はイメージです)日本では同性婚が認められていないため、法律婚ができない現状にあります。ですが、今のパートナーと家族になりたいと思った時、法律婚以外にも方法はいくつかあります。


そこで、fumumu取材班は、どうすれば良いのかLGBTの人たちに聞いてみました。


(1)パートナーシップ制度

「どこでもというわけではありませんが、パートナーシップ制度を導入している地域もあります。自治体によって取り組みは様々ですが、基本的には法律婚のような効力はないと考えて良いです。


ですが、地域であっても、『パートナーである』と認められるのを嬉しく感じる人は少なくないのではないでしょうか。ちゃんと宣誓書も出すので、家族になったんだ…という実感が湧きやすいと思います」(20代・女性)


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(2)養子縁組制度

「夫婦関係ではありませんが、手段問わず『家族』という形を求めるなら、養子縁組制度を利用して、親と子の関係になる方法があります。ただ、抵抗感を覚える人もやっぱり多いですよね~。



これが嫌で、パートナーシップ制度のない地域で生活をするのであれば、事実婚のように、2人の間で結婚の約束をしてしまって、身内でお祝いをするのが良くある方法だと思います」(20代・女性)


(3)海外へ移住する

「法的に結婚をしたい人や、結婚を認めてもらいたい人、堂々と結婚式を挙げたい人などが、同性婚を認める国へ移住することがあります。そして、移住した先で夫婦として楽しく日々を過ごすのです。


ですが、それまでの壁は結構あります。結婚するまでの間に、家族との物理的な距離や仕事、言語など様々な問題を片さなければならないため、決して簡単な選択ではありませんが、それを乗り越えて家族になりたいと思う人も多いと感じます」(20代・男性)


たまたま好きになるのが同性だったために、法律婚が認められないのはとても辛いことではありますが…。現状、今の自分たちにできる方法を模索して、パートナーと家族という形になるのも1つの選択肢ですよね。

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(文/fumumu編集部・Amy