(台北中央社)俳優のケン・チュウ(朱孝天)が12日、9月から配信予定のインターネット番組「孝天食旅」のPRのため、メディアの取材会に出席した。近年はあまり出演作がなかったケン。
同番組では、台湾各地を妻で女優のハン・ウェンウェン(韓雯雯)と巡る。ケンは台湾をしっかりと見て歩くのは「20代の頃以来」だと語り、今回は40代男性のスローライフの角度で台湾の風土を丁寧に味わいたいと期待を寄せた。

まもなく撮影に入り、ケンは離島・澎湖や北部・苗栗、中部・南投、雲林などを旅する予定。製作側によれば、番組はドキュメンタリー形式で進行し、ケンの旅行体験にスポットを当てるという。配信は全10回を予定。

近年、俳優としての出演作が少ないことについてケンは、全身に激しい痛みが起こる「線維筋痛症」を患っており、3~4カ月に及ぶ撮影の負担に身体が耐えられないからだと明かした。


(葉冠吟/編集:名切千絵)