ポルトに所属するFW中島翔哉が、21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節のマンチェスター・C戦に途中出場し、日本人選手として21人目(チャンピオンズカップを含む)のCLデビューを飾った。

 また、中島は3月7日に行われた昨シーズンのリーグ戦第24節リオ・アヴェ戦以来、約7カ月ぶりの公式戦出場となった。
昨シーズンは3月に新型コロナウイルスの影響でリーグが中断し、チームは5月から練習を再開させていたが、中島はチームを離脱。地元紙『ア・ボラ』などは家族の問題などと報じていた。

 それでも同選手は7月はじめには練習を再開し、8月末にチーム練習に合流。今シーズンのリーグ開幕3試合はベンチ外だったが、10月17日に行われたプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第4節で約7カ月ぶりにベンチ入りし、敵地でのCLマンチェスター・C戦では76分にDFザイドゥ・サヌーシとの交代でピッチに立ち、今シーズン初出場を果たした。

 現在26歳の中島は2019年夏にポルトガルの強豪ポルトに加入。昨シーズンはCL予選に出場したが、チームは敗退となり、ヨーロッパリーグの本戦で4試合に出場していた。