
ドンツク・ドンツク……遠くまで鳴り響くミュージックとともに、ゲイ・ピーポーを満載したミコシならぬトラックの先導により、町の中心部をネリ歩きます。
沿道は見物客でいっぱい。ゲイ・カップルも幸せそうにチューなんかしながら眺めています。私もかなりの距離、思わず小躍りしながらついて回ってしまいました。アジア代表のゲイと勘違いされてた可能性大です。
そんなことはさておきまして、ベルギーは、2002年より同性同士の婚姻が認められている、ゲイにはフレンドリーな国なんどす。今度は養子縁組の認可についても検討されとるんどす。先日、友人がイタリア出身の同僚ゲイ・カップルのベルギーでの結婚式に出席したとのこと。ナイス・ボディーの男前が二人してゴージャスなお揃いのタキシードにビシっと身をつつみ、さすがイタリアン、たいそうビューチフルだったそうな。
しかし、ゲイの男たちって、概してイケメンが多い。町ゆく美男子を見つけては、「あ、あの人かっこいい!……きっとゲイだわね(ガックシ)。」の繰り返し。私を含む異性好きの女友達の間では「かっこいいからゲイになるのか?」、はたまた「ゲイだからかっこよくなるのか?」、どっちにしても女にはいかんともしがたいこの状況について、悶々としながら今日もむなしく議論を展開させるのであった。
(エキサイトニュース編集部 ベルギー特派員 ばび)