夜のお菓子「うなぎパイ」の高級版を食べてみた!
(上)土産もの売り場で燦然と輝く「うなぎパイVSOP」。箱も他のに比べてちょっとイイ。(下)VSOPのほうが一回り大きく、そして色濃いことがわかる。
静岡は浜名湖の銘菓「“夜のお菓子”うなぎパイ」を口にしたことがない人は、まさかいないだろう。しかし、40年以上の歴史を誇るそのうなぎパイの中に、「うなぎパイVSOP」という高級版があるのはご存知だろうか。
先日静岡に行った折に、さっそく両方を買ってきて食べ比べてみた。

「VSOP」はさすがその名に恥じず、値段が20本入りで3,150円。レギュラー版が48本入りで同じ3,150円であることを考えると、異様に高価だ。箱も若干だがしっかりしているし、何より菓子を包む袋が金色に光っている。比べてみると、透明で中身が見える袋に包まれたレギュラー版がたしかに貧相に見える。

さっそく口にしてみると、「VSOP」のほうはブランデーやナッツがふんだんに使われているというだけあり、味が非常に濃くしっとりしている。
ひとつ食べると十分満足な気分にさせられた。これに比べるとレギュラー版はさくさく幾つも食べれてしまう。もちろんそれはそれでいいんだけど。

出張のお土産に、気になる同僚のあのコだけVSOPをそっと差し入れる、なんてどうだろうか?「真夜中のお菓子」ってキャッチフレーズも意味深だし!?

ところで最後に余談。「うなぎパイ」が“夜のお菓子”と銘打たれているのはなぜなのか? 筆者は両親から「うなぎは精力がつく食べ物だからだ」と子供のとき聞かされた気がしていたが(そんなことを小学生に教える両親も両親だ)、春華堂ホームページの「Q & A」で調べてみたところ、それは間違いだったもよう。正解はご自分でお確かめください。
(kajie/知ったかぶり週報)