
東笠松駅と学校前駅
自動車社会の発展に起因する赤字によって、毎年少しずつ、櫛の歯が抜け落ちるように、鉄道路線が減っていきます。鉄道好きとしては、どうにも歯がゆく悔しい思いをするのですが、それも時代の流れなのでしょうか。
とか言ってる私も取材などは車に頼り切っているわけで、フクザツな思いをいつも抱えています。
そうした「路線」が無くなるのとは別に、路線は生きたまま、駅だけがひっそり消えていくことがあります。そういうケースは決して多くないのですが、来春までに、三つの駅がなくなることがほぼ決まってしまいました。
愛知県を中心に路線を伸ばす大手私鉄、名古屋鉄道の「東笠松駅」と「学校前駅」。
そして、神戸からにょきにょきと山間部を縫って走る神戸電鉄の「菊水山駅」です。
いずれにも共通しているのは、路線としては頻繁に電車が駆け抜けているのですが、その駅には停まる列車も少なく、駅としての役目を終えつつあった、ということでしょうか。
東笠松駅は、名古屋から30分ほど。笠松競馬場裏の、木曽川を渡ってすぐの土手にあります。町役場にも近いのですが、今ひとつその立地を活かせなかった感じがします。
学校前駅は、その名前に反して、学校の前ではありません。確かに以前は学校があったのですが、今では運動場が残るだけ。
菊水山駅は、「秘境駅」としても知られているかな。神戸市中心部である新開地からわずか10分だというのに、山深く、停まる列車も非常に少ない無人駅です。
是非行ってみようと、列車に乗り込んだのですが、停まる列車が本当に少ない。下手に降りてしまうと次の列車まで数時間なんてパターンも。さすがに怖気づいてしまい、停まらない列車で一瞬のうちに通過するのを眺めるだけに留まってしまいました。
都会に近いのに、都会を感じさせない不思議な秘境駅を楽しめるのは、あと少し。お好きな方は、是非。(谷和原のぞみ@お気楽ステーション)
これから日本は超高齢化社会に突入するわけで、そんな時代に相応しい、やさしい乗り物だと思うんですけれどね。
とか言ってる私も取材などは車に頼り切っているわけで、フクザツな思いをいつも抱えています。
そうした「路線」が無くなるのとは別に、路線は生きたまま、駅だけがひっそり消えていくことがあります。そういうケースは決して多くないのですが、来春までに、三つの駅がなくなることがほぼ決まってしまいました。
愛知県を中心に路線を伸ばす大手私鉄、名古屋鉄道の「東笠松駅」と「学校前駅」。
そして、神戸からにょきにょきと山間部を縫って走る神戸電鉄の「菊水山駅」です。
いずれにも共通しているのは、路線としては頻繁に電車が駆け抜けているのですが、その駅には停まる列車も少なく、駅としての役目を終えつつあった、ということでしょうか。
東笠松駅は、名古屋から30分ほど。笠松競馬場裏の、木曽川を渡ってすぐの土手にあります。町役場にも近いのですが、今ひとつその立地を活かせなかった感じがします。
学校前駅は、その名前に反して、学校の前ではありません。確かに以前は学校があったのですが、今では運動場が残るだけ。
とはいえ、可児市街から決して遠く無く、ひっそりしてはいますが、ちょっと勿体無い気もします。
菊水山駅は、「秘境駅」としても知られているかな。神戸市中心部である新開地からわずか10分だというのに、山深く、停まる列車も非常に少ない無人駅です。
是非行ってみようと、列車に乗り込んだのですが、停まる列車が本当に少ない。下手に降りてしまうと次の列車まで数時間なんてパターンも。さすがに怖気づいてしまい、停まらない列車で一瞬のうちに通過するのを眺めるだけに留まってしまいました。
都会に近いのに、都会を感じさせない不思議な秘境駅を楽しめるのは、あと少し。お好きな方は、是非。(谷和原のぞみ@お気楽ステーション)
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