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冬にも「丑の日」があった

丑(うし)の日と言われ、真っ先に思いつくのは、夏の土用の丑の日だろう。

この日に鰻を食べると、夏バテしないと言われる。現代でも続くこのならわしは、かの平賀源内が鰻屋に鰻の宣伝を頼まれ創作したとか、諸説いろいろあるが、どうも万葉のころから夏に鰻を食べると滋養に良いということは知られていたようだ。
しかし、「丑の日」ともてはやされたのは、この日だけではなく、寒のうちと言われる今のこの時期にもあるっていうのは意外と知られていない。

寒のうち(寒中)とは、1月5日の小寒・寒の入りから、1月20日の大寒を過ぎて2月3日春分の前日節分の日までを言って、一年中で最も寒い時期を言い表す言葉。この期間にある「丑の日」は、今年は1月17日。実はこの日にも、ある習慣があった。

それはズバリ、「丑紅」(うしべに)。

この寒中の丑の日に売り出される女性用の紅(べに)は、丑紅と呼ばれ、最上のものとされていたのだ。この時期に製造された紅は発色も良く品質も最上で、さらに寒中の丑の日に買った紅は、女性の口中の荒れを防ぐほか、小児の疱瘡(ほうそう)・便秘などの薬効もあるとされていた。丑の日当日になると、紅をあつかう小間物屋には「今日丑紅」と張紙が貼られ、紅を求める女達で賑わったらしい。明治時代までは「寒紅売り」が売りに来たり、また問屋などでは紅を買う客に泥製の金色と黒色の牛の玩具をくれたということだ。
現代風にいうと、「丑紅商戦」といったところか。

夏の丑の日に「今日土用丑日」とスーパーに張紙されれば、どれどれ今日は鰻にしようとついつい買ってしまう。化粧品会社のみなさん、女性にとって寒風や乾燥による肌荒れが気になるこの時期、「丑紅商戦」に乗ってみるってのはいかがでしょうか??(でんでん)

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2005年1月16日のコネタ記事

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