ビックカメラ「他店より1円でも高い品は」どうなるのか
家電量販店「ビックカメラ」。とにかく何でも揃うので個人的にもよく利用しているのだが、あの有名なテーマソングのことよりも、「ビック」ってなんだよ、ということよりも気になっているのが、店内に表示されている「他店より1円でも高い品は販売員までお申しつけください」というフレーズ。


家電量販店間の価格競争の激しさを物語ってもいるこのフレーズにいつの間にか慣れてしまっていた私だが、実際「販売員までお申し付け」たらどうなるんだろうか。どんな場合でも値引きしてくれるのだろうか。そもそも、他店の方が安かったということをどうやって証明すれば良いのだろうか。と、いくつも疑問が湧き上がってきたので「ビックカメラ」にぶつけてみることにした。

ビックカメラ池袋本店に問い合わせてみると、「詳しいところはやはり売り場ごとの対応ということになってしまいますので…。商品によりますし。
チラシなどを持ってきていただければ交渉させていただきますが…」となんだかちょっとぼんやりした回答しか得られなかったのだが、店内を歩いていたら、壁に詳しい説明書きがあった。

それによれば、次の場合で他店より1円でも高かった時は対応してもらえるとのこと。
・「店頭価格が電話などで確認できる場合」
・「チラシ発効日より1週間以内の場合(チラシをご持参下さい)」
・「発行1週間以内の見積書(コピー不可)など、確認できるもののある場合」

説明書きには加えて「やむを得ず対応できない場合もございます」とあり、最終的にはやはり交渉次第という面が大きいようだ。また、インターネットショップや通販の商品がビックカメラより安かったとしても、それは対象にならないとのこと。念のためビックカメラ広報部の方にも問い合わせてみたところ、上の説明書きにあった通りの回答に加えて、還元されるポイントを含むとビックカメラの方が結果的に安くなるような場合も、値引きには応じることができないとのことだった。

こう見てみるとちょっと面倒&判定が厳しそう、という気がしてくるが、お店の方の言っていた通り「とにかく交渉してみてください」というのがホンネのようだ。
レッツ値引き交渉!(スズキナオ)