金沢名物、食べる金箔の一番人気はこれだ!
これがイチオシの「ぱっきん箸」!
先日、生まれて初めて金沢を訪れた。金沢といえば、九谷焼が有名だけれど、街を歩いていると目につくのが、もうひとつの名物“金箔”だ。
中でも興味深いのが食用の金箔。金沢では「金箔ソフトクリーム」、「金箔ラーメン」、「金箔コーヒー」などなど、毎日のように金箔が味わえるのだ。

そんな食用の金箔は、ビン入り、ケース入りをはじめ、商品としても多数販売されている。こうした商品も金沢では当り前だけれど、普段、東京にいるとはなかなかお目にかかれないので、なんだかもう、見ているだけで目がキラキラしてくる!

そして、風情溢れる、ひがし茶屋街にも、金箔の商品を販売しているお店が。中でも、茶屋街に3店舗を有する老舗の「箔座」で、ユニークな食用の純金箔商品の数々を見つけた。どれにしようか迷いつつ、星型がキュートな「ゴールドフレーク」を購入。


それから、食用の金箔ではどの商品が人気なのだろう? と思い、さっそく「箔座」に問い合わせてみた。

常務の高岡さんによると、「箔座」では、細かめの純金箔を紙管に入れた、ふりかけタイプの「花いちみ」という商品が一番人気だそう。これは手軽にふりかけられるのが魅力なのだろう。他には、こんぺいとうに純金箔をまぶした「金(きん)ぺいとう」も人気が高いとか。

でも、なんといってもイチオシは「ぱっきん箸」。このお箸、“ぱっきん”と箸を割ると同時にひらひらと純金箔が舞い降りるのだ……す、すご〜い! 料理に箔がつく縁起物として、お正月などは特に売れ筋だというのにも納得。
ぜひ一度は使ってみたい。

その他にも、祝、寿、ハート型の純金箔、純金箔入り昆布茶「金布茶」など、ユニークな商品が揃っていて楽しい。「箔座」には純金箔入りの七味「縁起七味」もあるので、マイ七味を持ち歩いている方、これからは“マイ縁起七味”にしてみてはいかが?! 

健康にも良くて、ちょこっとふりかけるだけで、どこかリッチな気分にさせてくれる金箔。私もまずは星型「ゴールドフレーク」で“マイ金箔”はじめちゃおうかな! (田辺 香)