バナナを携帯しませんか?
(上)閉じているとブーメランみたい。(下)ご覧のようにすっぽりと納まるバナナ。
うまい、安い、栄誉豊富、と3拍子揃って人気の「バナナ」。そういえば街にはバナナが溢れている。
なにしろあのスターバックスにさえ、バナナの1本売りがされているし、「バナナあります。1本70円」などと、告知しているコンビニもあるほど。

実は、スターバックスで見かけたときには、誰が買うのかな〜、などと思ったのだが、友人たちと話していたら、4人中3人が「ふつうに買うよ」とのこたえ。少数派は私だけで、かるいショックを受けたりもしていた。そんなところに、バナナに関するユニークな商品を見つけてしまった。

一見、ブーメランのようなカタチをしたこれは、なるほど、バナナがぴったり入るようになっている。
つまり、バナナを携帯する際に、傷つけずに持ち運ぶためのバナナ専用ケースなのだ。その名も「バナナガード」。ちょっとバカバカしいような、でもバナナ好きにはかなり便利で頼もしいこの商品。これまでにも、布製のバナナケースは見たことがあったのだが、なんといってもこの「バナナガード」は見た目のインパクトが大。

企画・製造しているのはカナダの会社。この会社によると、バナナのカタチは決して均一ではないが、「バナナガード」には90%の確率で収納できるとか。
たしかに、家にあるバナナ3本で試してみたところ、どれもぴたりと納まってしまった。す、すごく良くできた設計かも。

また、空気穴を設けて、自然に熟されるという工夫もあり。なかなか凝っている。なんでも、作った本人がバナナを持ち歩いていたところ、ぐちゃぐちゃになってしまったそうで、その体験をもとに、なんとか上手く傷つけずに運ぶ方法はないか、と考案された商品なのだった。

カラーバリエーションも多いので、そのうち、色違いで「バナナガード」を持つのが流行るかもしれない……。
うーん、どうかな? でも、持っていたら人気者、いや、少なくとも話題の的にはなるはず!(田辺 香)