希望の初夢を見るためにはどうしたらいいのか
『夢見工房』に見たい夢の写真をセットして……。頭から約45cmくらい離れたところに置くといいみたいです。
初夢は、お正月の元日か2日の夜に見る夢のこと。昔から「一富士二鷹三なすび」の夢を見ると縁起がいいと言われていますよね? あまり何も考えずに暗記していた3アイテムだが、富士山と鷹はともかくなぜなすび? と思ったことはないだろうか。
これにはいろいろな説があって、徳川家康が富士山、鷹狩り、初物のなすを好んだことから、または富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉になっているという説も。どちらにしても、ふだんあまり馴染みがないアイテムばかりなので夢に見るのは難易度が高そうではありますよね。

そんなわけで、かなり長い前フリとなってしまいましたが、今回は「見たい夢を見るためのサポート商品」として去年発売されて話題になったタカラの『夢見工房』のその後を追ってみました!

タカラの担当者さんの話によると、発売が『冬ソナ』の最終回直後だったことから「ヨン様と夢の中で会いたい」という理由で購入する人も多かったとか。実際に購入したお客さんが書いた「夢日記」の記録を見せていただいたところ、「ヨン様と2人で砂浜に寝転びながら未来の話がしたい」「ディープパープルをバックに武道館でライブ」etc.いかにも夢らしい夢を希望している人が多かった。
で、実際に見た夢はどうだったかという結果も書いてあるのだが、「ビデオを見ていたらいつのまにかヨン様が隣にいた」など若干、自分のイメージとはニュアンスの違う夢になっていたりして、でもそこがおもしろい! とのことでした。ちなみに、ディープパープルの人はほぼ100%自分の見たい夢が見られたらしく、「寝ながらシャウトしていたようで、起きたらのどが痛かった」な〜んて記入していてビックリ! いや〜夢の話とはいえ、ちょっとうらやましい。
今ならフィギュアスケートの選手になって、華麗に氷の上を舞い滑り人々に拍手喝采される夢が見てみた〜い! という人も多いのでは?

ところでもし、『夢見工房』を使って「一富士二鷹三なすび」の夢をみようとすると、手順としては

●「一富士二鷹三なすび」で自分がイメージする夢の内容を夢日記に書き込む。
● 上記を表現する写真や絵など(富士山、鷹、なすび など)を夢見工房に貼る
●リラックスして眠れるように、芳香剤発生機能をセット
●BGMを「ファンタジー」のテーマにセット
●「一富士」「二鷹」「三なすび」とキーワードをマシーンに吹き込んでおく

操作はこれだけ! せっかくの新年のはじまり、せっかくだから悪夢よりは縁起のいい、楽しい夢を見たいというのが人情というものですよね〜。見たい夢を見るためには、眠る直前にどれだけ強くその「対象」を意識できるかにかかっているといえそうです。そのために、こんなおもしろマシンの力を借りてみるのもテかもしれませんね!?
(野崎 泉)