唐辛子を丸ごと食べるおつまみが登場!
唐辛子を丸ごと揚げた「チョ ウンマッ」というお菓子をご存知だろうか。現在、渋谷や恵比須、下北沢といった街にあるバーなどで大人気! なのだそう。
辛いもの好きの私としてはこれは見逃せない! ということでさっそく試してみました。

それにしても、見た目は唐辛子そのまんまなので、こりゃ食べるのに勇気がいりそうですよね〜。パッケージもこれでもかというほど辛さをアピールしてる感じで、辛党の私も思わずたじろいだインパクト。
勇気を出してひと口食べてみたところ、ん?? 見た目ほど辛くない! しかも、ごまがたっぷりとまぶしてあるのでこうばしいうえ、歯ざわりもサクサクしてこりゃ〜イケます! 油で揚げることによって、辛さがちょうどいい具合に緩和されているようです。

販売元である株式会社アジルの担当者・渡邊さんに問い合わせてみたところ、『チョウンマッ』という絶妙なネーミングは韓国語で「うまみ」という意味があるそうで、「ちょ〜、うまい!」などの若者言葉と似ていることから名付けたらしい。
渡邊さんいわく「ビールやワインにもあいますが、おすすめは焼酎ですね。もともと、焼酎にはロックに唐辛子を入れる“金魚”という飲み方があるくらいなので、芋焼酎なんかとの相性はバツグンです。身体が温まりますよ」とのこと。

ところで、辛いものというと、やはり男性に好まれるのかな? と思っていたら、意外とドラッグストアなどで10〜30代までの若い女性にも売れているそう。カプサイシンが1袋に1.7mgも含まれているということから美容やダイエット効果という点からも強力な引きになっているようです。一方、男性は牛丼やラーメンにいれてみたり、ピザにふりかけるなど、アグレッシブに新しい味覚を追求しているらしい……。チーズと一緒に食べると、辛さがさらに抑えられるのでおすすめだそうだ。


ちなみに、バーなどで「チョウンマッ」を体験したお客さんの反応は、見た目のインパクトゆえ最初は一様に「なんじゃこりゃ??」→恐る恐る食べてみる→「な〜んだ、思ったより辛くないね」→さらにその後、「やっぱり辛いね〜」→「なんか病みつきになりそう!?」の5段階を辿るという。

さらに、おもしろいのが原料の唐辛子は当然のことながら自然のものなので、「ししとう」のようにあたりはずれがあるらしいのだ! ものすごく辛いものと、そうでもないものが混ざっているので、ロシアン・ルーレットのようなスリルが味わえる、というワケなのです。1袋189円、ハバネロ系のお菓子が大好きというあなたなら、1度は試してみる価値アリ! ですよ。
(野崎 泉)
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