ガリガリ君が「部活動」になった！？

「ガリガリ部、創設！」
3月7日、そんなニュースが届いた。ガリガリ部とは、もちろんアイスの「ガリガリ君」の「部活動」だが、いったいどんなもんだろう？
暑苦しそうだし、オシャレじゃないし、野球部やサッカー部、バスケ部と違って、あんまりモテなさそう……。でも、楽しいかもしれない。

赤城乳業に問い合わせると、担当の萩原さんが、情熱たっぷりに「ガリガリ部」を語ってくれた。
「ガリガリ君の25周年で、ケータイサイトでのバーチャル部活動をやろうということになりまして。ガリガリ君がイチバンおいしく感じられたのは、学校からの帰り道、部活が終わって、みんなでくだらない話をしながら帰るときでしたよね？ だったら、その『部活気分』だけでも、ガリガリ君ユーザー全員で楽しく共有しようと思ったんです」
コンセプトは「気持ちだけでも、超体育会系」。なので、おもいきりインドア派でも入部できます。

活動内容は、「25周年記念ガリガリ君フレーバーの開発」や、ガリガリ君商品を使ったイベント、「ガリガリ君着メロ・待受画像の伝授」「夏合宿」などで、部費はタダ。
ネーミングについては、
「ありがちな『ガリガリ君ファンクラブ』は秒殺。『ガリガリクラブ』『ガリガリサークル』はちょっと弱そうだし、『高級クラブガリガリ』『ラウンジガリガリ』は違う。で、結局、最初の候補の『ガリガリ部』で決定しました」
確かに、自分も昔、テニス部（通称・テニブス）で、空振りばかりだったり、吹奏楽部時代は、ジャイアンリサイタルばりのひどい演奏でサボり部員だったけど、それでも「部活」は、すごく楽しかった。
あんな気分、もう一度味わいたいけど、サークルやお稽古、飲み会なんかとは全然違う……。「部活動」の良さは、「熱さ」や「ちょっとおバカ」で「モテない」ところだったりするかもしれない。

ところで、“キャプテン”からの入部条件は？
「ガリガリ君を見て、食べて何か感じられる人、ガリガリ君が好きな人、何かをやってみたい（熱い気持ちのある）人ですね。それと、某女性週刊誌に『ガリガリ君が大好き』と、コンビに店員談で報道されていた、浅田真央ちゃん！（笑）　もちろん、ガリガリ君を卒業してしまった人にも、再入部してほしいです」

ちなみに、マネージャーも募集しているそうだが、どんな女性がご希望で？
「部員のオアシスになれるような癒し系。細かいことにも気づいてくれて、一歩身を引く大和撫子。でも、時には大胆不敵な行動力を発揮。目力があればなお可」
いねーよっっっっっ！
「……とりあえず元気な勢いのある子、みんなを盛り上げてくれる子を希望します。理想のマネージャー像は、浅倉南です」
だから、いねーっつーのっっっっ!!!
（田幸和歌子）