
新鮮なしらすと食べるゴハンは最高〜<br>(C)TOBICCHO
先日、江ノ島名物である、しらすを使った「しらすビール」も紹介したが、とにかく江ノ島といえば、しらす。いたるところに「(生)しらす丼」の看板がある。
しかし、一杯のしらす丼に入っている稚魚の数は相当なものだ。数百は確実で、ヘタしたら数千くらい入っていそうな気がする。どうしてそんなに稚魚が獲れるのか? そんなに獲っても平気なのだろうか? うーん、ちょっと考えてみたが、わかりそうにない。
そこで、しらすビール製造元でもある、しらす料理専門店「とびっちょ」に、しらすについて訊いてみることに。
「主に、生まれてから1〜2カ月のイワシの稚魚をしらすと呼んでいます。イワシにも種類があって、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなどが有名ですね」
世界的にはなんと300種類以上ものイワシが存在しているという。成魚になるには、1年〜3年ほどかかるのだとか。
それにしても、しらすは江ノ島に限らず、全国のスーパーでも大量に売られている。これだけ獲っても、しらすが不足しないのが不思議なのだが……。
「いえ、今年は不漁の日もありますよ」
特に、とびっちょで提供している生しらすは、その日に獲れたしらすだけを使っているため、提供できない日もあるのだそう。どうやら、「しらすはいくらでも獲れる!」というのは私の勝手な思い込みだったようだ。
そんなしらす、味のおいしさはもちろんのこと、
「カルシウムが豊富なので、しらすを食べればイライラしなくなると言われているんですよ」
という嬉しいポイントも。ただ、生のしらすは鮮度が落ちやすいのも特徴。一般的には、釜揚げやたたみいわし(しらすを干したもの)が出回っている。
とはいえ、一度は食べておきたい生しらす。とびっちょでは常時販売ではないものの、冷凍生しらすの通販も可能。まだ生しらす未体験の方、ぜひ一度試してみては?
(古屋江美子)
ご存じの方も多いと思うが、しらすとはイワシの稚魚のことである。
しかし、一杯のしらす丼に入っている稚魚の数は相当なものだ。数百は確実で、ヘタしたら数千くらい入っていそうな気がする。どうしてそんなに稚魚が獲れるのか? そんなに獲っても平気なのだろうか? うーん、ちょっと考えてみたが、わかりそうにない。
そこで、しらすビール製造元でもある、しらす料理専門店「とびっちょ」に、しらすについて訊いてみることに。
「主に、生まれてから1〜2カ月のイワシの稚魚をしらすと呼んでいます。イワシにも種類があって、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなどが有名ですね」
世界的にはなんと300種類以上ものイワシが存在しているという。成魚になるには、1年〜3年ほどかかるのだとか。
それにしても、しらすは江ノ島に限らず、全国のスーパーでも大量に売られている。これだけ獲っても、しらすが不足しないのが不思議なのだが……。
「いえ、今年は不漁の日もありますよ」
特に、とびっちょで提供している生しらすは、その日に獲れたしらすだけを使っているため、提供できない日もあるのだそう。どうやら、「しらすはいくらでも獲れる!」というのは私の勝手な思い込みだったようだ。
ちなみにイワシは一度に数千〜数万粒を産卵し、そのなかで成魚になるのは、1%以下というわずかな確率。
そんなしらす、味のおいしさはもちろんのこと、
「カルシウムが豊富なので、しらすを食べればイライラしなくなると言われているんですよ」
という嬉しいポイントも。ただ、生のしらすは鮮度が落ちやすいのも特徴。一般的には、釜揚げやたたみいわし(しらすを干したもの)が出回っている。
とはいえ、一度は食べておきたい生しらす。とびっちょでは常時販売ではないものの、冷凍生しらすの通販も可能。まだ生しらす未体験の方、ぜひ一度試してみては?
(古屋江美子)
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