“風呂敷タイプ”の防虫シートが出ましたよ!
防虫剤のムシューダシリーズに新しい仲間『ムシューダ防虫ふろしき』が登場。包んだり、巻いたり、かぶせたりとアレンジも自在
我が家は収納スペースが少ないせいか、夏でも目につくところにセーターなどがゴロゴロしている。
引き出しの一部には一年中冬物を入れているし、洋タンスの角には夏だというのに暑苦しいセーターが山積みになっているのでタンスを開けるたびにげんなりする。
それに防虫などきちんとした衣類の手入れも怠りがちになってしまう。

何かいい方法はないものか、と思っていたところ、“風呂敷タイプ”の防虫シートが発売されるという情報をゲットした。
発売元はエステー化学株式会社でその名も『ムシューダ防虫ふろしき』。
100cm×100cmと大きくタップリとした大きさの通気性のよい防虫シートで、「平包み」や「ひとつ結び包み」など一般の風呂敷での使い方と同じ様に、包んだり、巻いたり、かぶせたりと自由自在にくるむことで、衣類害虫やホコリから衣類を守ることができるという。

さっそくエステー化学(株)にお話を伺った。
「ここ数年の傾向として住宅環境の変化でオープンハンガーやクローゼットをお使いの方々が増えていることもあって防虫剤はホコリ除けなどの機能を持った防虫カバーの売上が好調です。
そこで防虫効果+αの商品ということで、風呂敷タイプを出すことにしたんです」と開発企画の担当者は言う。

「風呂敷は衣類の大きさや形に合わせることができますし、整理しにくい手袋やマフラーなどの小物をまとめることができます。クローゼットや押入れの空いたスペースに置くことで、限られた収納スペースを有効に活用できます。見た目もスッキリしますしね。以前は風呂敷というと年配の方のもの、というイメージがありましたが、最近は日本の伝統文化も見直されてきて、“風呂敷”は若い方々にもなじみのあるものになってきた、ということも開発のきっかけです。是非若い方々に使っていただきたいです」

おお、まさに我が家のために開発されたような商品。


ところで、衣類害虫と言われるムシたちはそもそもどうやって衣類につくのだろう。
「衣類害虫は初めから家の中やタンスにいるのではありません。外から家の中に入り込みます。代表的な衣類害虫のヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシなどは花など植物、イガやコイガは鳥の巣などにいるようです。害虫の侵入経路は様々ですが、家の外にいる時に知らないうちに衣類に付着し、卵を産みつけられたりしている場合もありますし、勝手に入り込んでくる場合もあります」と担当者。

ひゃ〜、知らないうちに卵を産みつけられているってのはちょっと怖い。


「『ムシューダ防虫ふろしき』の有効成分はエトフェンプロックス、スルファミド系防カビ剤です。これらの薬剤はパラジクロルベンゼン、しょうのう、ナフタリンと併用しても問題ありません。また、無臭タイプのムシュ―ダシリーズなので衣類に匂いがつく心配もないです」

『ムシューダ防虫ふろしき』は全国のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどで8月17日から発売予定。
家の中で季節外れの衣類がゴロゴロという方は是非使ってみてはいかがだろう。
(こや)

注)防虫剤に多く使われるパラジクロルベンゼン、しょうのう、ナフタリンの3つはどの組み合わせでも併用はできません。
それぞれ単独で使用して下さい。

これらの薬剤はお互いの揮発成分により薬剤が溶解する場合があり、解けた薬剤が衣類についてシミになったり変色することがあります