日本酒でデトックス!? 「お風呂酒」
日本酒のアルコール成分が血行を促進。「金鹿(きんしか) お風呂酒」(300ml)は1本315円(税込)で9月11日より発売中
一見、そのままゴクゴク飲んでしまいそうなミニサイズのペットボトル。実はこれ、1回につき1本の約半量をドボドボお風呂に入れて楽しむ「入浴剤」として開発された日本酒なのだとか。
兵庫県にある創業96年の老舗酒造家・灘酒造株式会社が企画開発し、9月11日より全国の有名百貨店や大手酒専門店、スーパー・コンビニなどで絶賛発売中! の新商品なのです。
最近、日本酒を使った化粧品などはよく見かけるが、ついにこんなモノまで? 自宅でもっと手軽に酒風呂を楽しんでほしい、との思いから企画されたそうで、ピンク色のキュートなパッケージに美しくなりたい女心をそそられます。

使い方のポイントは、熱すぎないお湯(37度くらいのぬるま湯)に入れること、そして汗が出てくるまでじっくり湯舟につかること。すると、日本酒のアルコール成分が血のめぐりを軽やかにし、汗と共に老廃物も排出してくれるんですって!(日本酒造組合中央会調べ)
今、女性のあいだで「デトックス(カラダから“よからぬモノ”を出すこと)」が流行っているが、わざわざエステや岩盤浴にいかなくてもこれならかなり手軽! ですよね〜。1本315円(税込)なので、気軽にトライできるのもうれしいところ(雑貨店で入浴剤を購入すると1つ150円程度なので、入浴剤を2つ買う感じ?)。
しかも、酵母・ビタミン・天然アミノ酸などの成分が美肌・美髪・美カラダづくりにひと役かってくれたりもするそうなのだ。
特にアミノ酸が豊富に含まれているため角質部分が柔らかくなり、ボディーローションを塗らなくてもさっぱりつるつるした感じを実感できるそうですよー。

ちなみに、「飲もうと思えば飲むこともできるのでしょうか?」と聞いてみたところ、「身体に害のあるものは入っておりませんので飲んでも差し支えはありませんが、色・香り・味が飲用に醸されたものではありませんのでおすすめはしません」とのこと。そりゃそうですよね、スイマセン……。

私もさっそく試してみたところ、フタを開けるとなんともいえない日本酒のいい香りがフワ〜。実際に入ってみると意外に酒臭くはなく、なんとなくですが湯のあたりがやわらかいような気がしました!
さらに、私はもともと汗をあまりかかない体質のため少なくとも15分以上はつかってないと汗が出てこないのがふつうだった。しかし、この日は10分以内ですぐ汗ばんできたような……?
出たあともなんとなくカラダのポカポカ感が続いたので、これから冬場にかけての酒風呂は特に冷え性の女性にはイイかもしれませんね。
焼酎ばかりがもてはやされる昨今ですが、日本酒の「美容&健康効果」に1度注目してみてはいかがでしょう?
(野崎 泉)