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地デジ対応液晶テレビは「じっと我慢」が必要だった

長年連れ添った我が家のテレビがついにダメになった。
音声は問題なかったが色ズレが生じてついに赤、青、緑の光の三原色のみに。
何とか2011年の地上デジタル放送切り替えまで頑張ってもらいたかったが、製造年月日を見れば88年製。ここまで使えばまっいいか、と我が家も地上デジタル放送対応の液晶テレビに切り替えることにした。

が、ここで問題が発生した。
液晶テレビを購入するのはいいものの、我が家のアンテナはVHF。地上デジタルを受信するにはアンテナをUHFに変えなければならない。これは思わぬ誤算。予算はすでにテレビ本体に投入。アンテナを立て変えなければいけない、配線工事が必要という基本的な事に頭が回っていなかった。そもそも地デジを見たいからテレビを買い換えたわけではないのであまり勉強をしていなかったというのがいけなかった。
でも色々話を聞いていると、「現在販売されている地デジ対応のテレビはアナログ放送のチューナーもついているのでアンテナを変えずとも液晶テレビでアナログ放送は受信できる」というので、アンテナは立て替えず、そのままアナログ放送を受信することにした。

が、またここで問題。液晶テレビでアナログ放送を見ると映像が美しくない。10回くらい使い込んだビデオテープで3倍速の録画映像を見ているような感じである。電気店で見比べたときもこのくらいならいいか、と思ったが実際に家で見ると明らかに画像が劣る。
これはあまりにも悲しい。時代が逆行してしまったようである。
そこで、苦しいながらもアンテナ代と工事費をひねり出し、テレビ設置後、数週間にしてようやく鮮明な画像を見ることができるようになった。

ああっ美しい。やっぱりデジタルはいいかも。と思った矢先、あることに気が付いた。
電源を入れてから画面が映るまでに時間がかかる、反応が遅いのである。しかも待たされる時間も常に3秒とか5秒とか一定ではない。これは液晶テレビのせいなのか、デジタル放送所以の弊害なのか? 問い合わせても速度が速まることはないだろう、と思いつつメーカーに問い合わせてみた。

「現状ではどうしても時間がかかってしまうんです。申し訳ございません。デジタル回路の関係で放送局からのデータを取得するのに時間がかかるんです。どちらかと言われれば、それは受像機側の問題です。チャンネルを切り替えた時も同様にチューナーが局を切り替え、新たにデータを取得するので若干時間を要します。それに電源を入れるタイミングでも変わってしまいます。これは他社さんでもほぼ同じかと思われます。こうすれば速く画像が映るとかいった裏技的なものもありません」

現状では、ということは今後は電源を入れるとブラウン管テレビのようにピッと映るというようになるのだろうか?
「それは今後の課題ではありますが、はっきりとはわかりません。ここ2、3年で急速に変わるということはないとは思いますが」とのお答え。

電話で応対してくださった方のお話によると、私のようにテレビがすぐつかない、チャンネルを切り替えるとどうしていちいち画面が黒くなるのかといった問い合わせは多いそう。データ取得中に何度もスイッチを押してしまい、いつまでたってもテレビが映らないと言ってくる人もいるのだとか。

テレビがすぐにつかないことを不満に感じるほど自分がせっかちになっているというのは情けないが、最新のテレビに「じっと我慢」が必要だというのにはちょっと驚き。
それにしても、地デジ放送を楽しむために金銭面含め、こんなに色々考えさせられるとは思いもしませんでした。
(こや)

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2006年10月16日のコネタ記事

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