消印がない年賀状、書き間違えたらどうなるの?
遅い時期にポツンと届いた年賀状には消印が押してあることも
年始の楽しみのひとつといえば年賀状。書くのは大変だけど、やっぱり届くと嬉しいもの。

ところで年賀状には通常のはがきにあるものがない。そう、消印だ。いつも不思議に思っていたので郵便局の担当者にきいてみると、
「約款できまっているんですよ」
とあっさり。

どれどれと郵便局のウェブサイトで約款を確認してみると、確かに12月28日までに差し出された郵便物は年賀特別郵便扱いとなり、消印が省略されるとある(1月1日の日付を押す場合もある)。また12月29日〜1月7日のあいだに差し出された表面の見やすいところに「年賀」の文字を明瞭に朱記したはがきも同様の扱いだ。郵便局だけでも37億枚以上も発行するという年賀はがき、すべてに消印するというのは確かに現実的ではないだろう。

なるほど、と納得したところで次に気になったのが、書き損じはがきの取り扱い。通常、郵便局では書き損じたはがきを5円の手数料で新品に交換してくれるサービスがある。でも消印がなければ、自分に届いた年賀状だって交換できてしまうのでは? 一体どうやって見分けているの?
「明確にこうだというものはありませんが、基本的に書き損じだと明らかにわかれば交換します。自分に届いた年賀状を交換すると、宛先が全部同じだったり、書き損じ個所がなかったりするのでちゃんと見分けられますよ」
確かにデザインが違うのに宛先が同じ年賀状を大量に持ってきたら、かなり怪しい。そもそも常識的に考えればせっかく自分にきた年賀状を交換してしまう人なんていないと思うけど。

「ただし、左上に50などと料金が印字されている部分(料額印面)が破損もしくは汚損しているものは交換できませんのでご注意ください」
料額印面ははがきの命ともいうべき部分なのだ。ただ最近ではパソコンで住所氏名を印刷する人も多い。プリンターにセットするはがきの向きを間違えるとその部分に文字がかかる可能性は大。それもやっぱりダメなの?
「パソコンで印字した場合、住所・氏名・郵便番号で汚損した場合のみ交換可としています。文面によって汚損された場合は交換できません」
上下に間違えてセットするのはセーフだが、裏表を間違えるとアウトということだ。

ちなみにお年玉付年賀はがき及びかもめーるなどのくじ引番号付郵便はがきが交換できるのは、本年度の販売期間内のものという条件付き。平成19年用のお年玉付き年賀はがきの販売は2007年1月9日まで。書き損じたはがきが手元にある人、交換はお早目に。もちろん、くじが当たることにかけて手元においておくのもアリですが。
(古屋江美子)