1スプレー1キロカロリー!? のスプレー式ドレッシング
米国で発売されているスプレータイプの品々
新年の抱負で「ダイエット」を挙げるアメリカ人が多く、例年トップを貫いているせいもあってか、1月中はダイエット商戦のTVコマーシャルが倍増する。
でも油分が肥満の最大の敵と思っている人は、肥満大国民のアメリカ人ばかりではないはず。


油分でも善玉と悪玉(トランス脂肪酸)があり、ニューヨークでは肥満や心臓病に繋がるとして、この悪玉油の使用廃止をレストランやファーストフードで施行するという。最近ではスターバックスでも悪玉油の使用中止宣言をしたばかりだ。
ダイエットとはいえ、油の善悪の見極め方がポイントとなりそうだが、一見してわかるものではないオイルの摂取に神経質になりそうだ。

そんななか、簡単に油分をカットでき、ダイエッターにとっても頼れる商品がある。
スプレー式のドレッシングだ。サラダ自体は低カロリー、というのはわかっていても、ドレッシングがないとサラダの美味しさが引き出されないような気がする。

1スプレー1キロカロリー(トランス脂肪酸ゼロ)。
これなら面倒な「調味料」カロリー計算も簡単にでき、大盛りサラダが食べられる。野菜に霧のごとく吹きかけられるので、お皿やボウルがドレッシングでダラダラということにもならない。レッドワインミスト、バルサミック、イタリアンの3種類がラインナップされている。

そして、もうひとつご紹介するのがスプレー式のなんちゃってバターで、スプレッドと呼ばれているもの。
これは25スプレーで20キロカロリー(1スプレーで0.8キロカロリー)。
脂質は2gだがトランス脂肪酸はゼロ。バターナイフを使う必要がなく、数回の吹きかけでバタートーストが出来上がる。ほくほくのジャガイモにだってスプレーを吹きかければ、カロリーを気にせずに、しかも罪悪感ゼロでバター風味タップリのじゃがバターが頂ける。
これらスプレーの値段はというと、ともにユニリーバから出ており、値段もそれぞれ日本円で約250円ほどで、普通の物とさほど違いはない。
(シカゴ/あらた)