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米ドル紙幣の行方を追跡する 「Where’s George?」

商売の神様・松下幸之助先生は、お金を支払う時、必ずおまじないのようなものを口の中で唱えていらっしゃったそうだ。
「早う戻っといでや」

同じ紙幣が本当に戻ってくるかどうかは分からないけれど、自分のポケットの中にある紙幣が、どこからやって来て、その後どこをどう旅していくのか? それは知ってみたいかも。

そんな興味にとりつかれたアメリカ人、ハンク・アスキンさんが始めたのが、米ドル紙幣をトラッキングする「Where’s George?」というサイト。

George=ジョージとは、1ドル紙幣の愛称。紙幣にジョージ・ワシントンの顔が印刷されているので、そう呼ばれている。日本で1万円札を諭吉さんと呼ぶのと同じ感覚。

とりあえず米ドル札を手にしたら「Where’s George?」のサイトにログインして、紙幣の額面、シリーズ・ナンバーとシリアル・ナンバー、及び自分の住んでいる所の郵便番号を入力してみよう。

入力したお札を誰かが以前に登録していれば「このお札は1年間に2,142マイルを旅しました」とかいうメッセージとともに、過去の登録履歴が現れる。
もし未登録であれば、栄えある“オリジナル登録者”として記録できる。登録したら、紙幣にサイトのアドレスをスタンプするのが、マナーなんだそうだ。

ある強者は、3年間に12万枚以上の紙幣を登録したらしい。
またある人は「自分の登録したお札が、グアムでヒットするのを待っているの」と、まるで野鳥の会会員のようなことをおっしゃる。

このサイトには1998年12月の開設以来約6万人の登録者が参加し、約2400万枚の紙幣がトラッキングされている。その価値実に8900万ドル(約106億円)。ばかばかしいけれど、侮れない。

USAトゥデイ、NYタイムス、ワシントン・ポスト、ウォールストリート・ジャーナルなど、結構固いところがこのサイトを取り上げているから、案外学術的な目的もあるのか? と思いきや、開設者のアスキンさんは「全く意味のない、ただの楽しみ」と言い切っている。

カナダ版もつくってぇー、という強いリクエストに答えて、2001年にはカナダ版姉妹サイト「Where’s Willy?」も開設。こちらもいけてる。

どこの世界にもフリークはいるけれど、人の手から手へ渡る紙幣を追いかけるフリークも、なかなかのおたくっぷりで、いいんじゃないかと思われ。
(チン・ぺーぺー)

「Where’s George?」HP
「Where’s Willy?」HP*カナダの姉妹サイト
「OSATSU.NET」HP*日本のお札を追跡しているサイト

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