大人のためのウルトラマンシリーズ40周年記念商品
オレンジの「レザーウォレット ウルトラマン」と黒の「レザーウォレット ウルトラセブン」を交互に。<br>(写真上から) <br>表面には科学特捜隊の流星マーク、ウルトラ警備隊マーク。<br>内側にはウルトラマン、ウルトラセブンのシルエットの型押し。<br>札入れ・小銭入れ部分の怪獣のシルエット(ウルトラマン)、モロボシ・ダンとウルトラセブンの横顔のシルエット。<br><br>(C)1966 円谷プロ<br>(C)1967 円谷プロ
子どもから大人まで絶大な人気を誇るウルトラマン。
シリーズの違いこそあれ、親世代も子どもの頃にお世話になったという希有のヒーローだ。
いまや親子3世代に受け継がれていくウルトラマンシリーズも誕生して40周年を迎えた。

そんなウルトラマンシリーズ40周年を記念してバンダイネットワークス株式会社から、大人が使える「ウルトラマン」グッズ、本革財布「レザーウォレット ウルトラマン」、「レザーウォレット ウルトラセブン」(各¥14,800税込)の2点が発売され大人気となっている。

なぜ財布? とお思いの方もいるだろうが、実はここに大人ファンへ向けた商品の理由がある。バンダイネットワークス(株)の商品開発担当の方にお話を聞いた。

「昨年、円谷プロさんに、ファンの方々から“ウルトラマンの革財布が欲しい”という声が多く寄せられているので財布を商品化できないか、と打診されたんです。日常身に着けるもので、さりげない、それでいて大人が持てるウルトラマンのキャラクターもの、ということでみなさん財布を望まれていたようです。
そこで、今回ウルトラマンシリーズ40周年記念ということでファンの皆様の声にお応えしようと本格的な革財布を作ることにしたのです」

ウルトラマンの世界観にこだわり、“さりげなくカッコ良く”をモチーフにしたというデザインは何ともファン心理をついている。

「レザーウォレット ウルトラマン」は表面には科学特捜隊の流星マーク、内側にはウルトラマンのシルエットが型押しされている。色は科学特捜隊のユニフォームカラー“オレンジ”にちなんだ渋みのあるカラー。これだけでも「たまらん!」状態なのに、さらに札入れの仕切り部分の裏地には、バルタン星人やアントラーなどの怪獣シルエットをデザインしたこだわりの生地を使用しているのだ。表は一見地味にし、着物の裏地に凝ったという江戸の粋! まさに大人のウルトラマンファンにぴったりのデザインなのだ。

「レザーウォレット ウルトラセブン」は黒革を使用。
表面はウルトラ警備隊マーク、内側はセブンのシルエットの型押し、そして札入れの仕切り部分の裏地はモロボシダン/ウルトラセブンの “変身”をモチーフにしたシルエットのデザインとなっている。
「型押し一つにしても、流星マークや警備隊マークは位置や大きさなど何度もバランスを考えてようやくこの形に決めました。原料の革も、北米産地のオスの成牛、縫製は日本の職人によるハンドメイドで受注生産となっています。コストを抑えて中途半端な素材を選ぶより、あえて本格的なものを使い、職人さんが1個1個手作りでこだわりをもって作るということを大事にしたかったのです」と開発担当者。

ところで実際のウルトラマンシリーズファンの反応はどうなのだろう。

「当初の予想を上回り、大変ご好評をいただいております。
今まで本革のキャラクター財布というもの自体あまりなかったと記憶していますし、全てが手作りによる生産ということも人気になった理由だと思っています。現状第1次生産分は、品切れ寸前となっており(ウルトラセブンは完売)、第2次生産受注を9月下旬お届け予定で注文受付を開始させていただくことになりました」

お財布は毎日使うものだし、意外と人目に触れるもの。さっと取り出した科学特捜隊の流星マークやウルトラ警備隊マークがチラリなんて、見る人が見ればすぐわかるというところが何とも大人な感じじゃないですか。

「実は、ウルトラマン(ハヤタ隊員)の黒部進さんにこちらの財布をお見せしてご紹介したところ、『これはいいねぇ。出来も良いし是非使いたい』と言っていただき、ウルトラセブン(モロボシダン隊員)の森次晃嗣さんにも、『いいところに目をつけるね。今までこういう本革の財布がなかったし実際に使わせてもらうよ』と言っていただきました」と開発担当者が嬉しそうに語る。


ハヤタ隊員もモロボシダン隊員もご愛用となれば、これはもう決まりですよね。
(こや)

*受注生産のため、商品発送は注文後、約40日〜60日程ほどかかるとのこと

「レザーウォレット ウルトラマン/ウルトラセブン」紹介ページ
*「バンダイネットワークス ララビットマーケット」サイト内