ご乱心!? ウルトラマンがあんなコトやこんなコトに…
(左)タンスに吊られた酔っ払いウルトラマン。お仕置きです!(右)「夜、帰って来たウルトラマン」と「金曜日のウルトラマン」「ウルトラの殿」を入手! ケースを重ねて遊んでも楽しい
みんなのヒーロー・ウルトラマンが、大変なことになってしまっている。ケースストラップの「パロディ・ウルトラマン」だ。


頭にネクタイ巻いて、寿司折をぶら下げた「夜、帰ってきたウルトラマン」をはじめ、明らかにゴージャスなあの姉妹を模している「ウルトラ姉妹」、ご長寿双子の「ウルさんトラさん」、首からタオルを提げた「ウルトラマン・ダーッ!」など、10種(各525円)がある。このあまりのご乱心ぶり、円谷プロに怒られないのかと心配になり、発売元のサカモトに問い合わせてみた。

「円谷プロからは正式に許諾を得ています。クレジットがちゃんと商品に入っていますよ。あとは、ご想像にお任せします」
 
確かに、ちゃんとC円谷プロとある。円谷プロ、懐が深いなぁ…。


初回限定で1種1万個×10種類の計10万個が、見事完売! 主な購入層は、20代後半から40代にかけてのサラリーマンだが、
「主婦の方もだんな様のプレゼント用にシャレで、また、若い女性が買うケースも見受けられました。ユーザーからは『大好評!』『大絶賛!』という声をいただいております」という。

ウルトラマンを選んだ理由は
「日本を代表する国民的ヒーローキャラクター『ウルトラマン』を子どもの頃に見て、その圧倒的な強さや存在感に魅了され、数あるヒーローキャラクターの中でも、パロディーとして落とし込むなら一番と思ったため」(坂本専務談)と言うが、それにしても、あまりに過激なラインナップだ。企画に携わった数名が様々なバリエーションを出し合い、最終的に振るいにかけて残った10種だそうだが、ボツネタは相当ヤバイのでは?と聞くと、
「スミマセン…シークレットです♪」
とのこと。残念…。

ちなみに、サカモトではいま、以前展開していた知る人ぞ知るキャラクター「ニセモン」をアレンジし、進化したかたちで復活させるべく、極秘でプロジェクトを進行中という。
これも相当危険な予感…。早く見てみたいです。(田幸和歌子)