世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど発表した「グローバル・イノベーション・インデックス(GII)」の2025年版で、中国は前年より一つ順位を上げて10位となり、初めてトップ10入りした。

GIIは研究開発費、ハイテク輸出、知的財産権の出願など約80の指標について、140近い国・地域のイノベーションを評価している。

25年版の上位10位はスイス、スウェーデン、米国、韓国、シンガポール、英国、フィンランド、オランダ、デンマーク、中国の順だった。

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中国は研究開発費、ハイテク輸出、イノベーション創出で力強い勢いを保っている。科学技術(S&T)クラスターランキングで、中国は24カ所がトップ100にランク入りし、数量が3年連続で世界トップだった。うち「深圳-香港-広州」クラスターは初めて1位となった。【新華社ジュネーブ】

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