割れたことに気づいたのは2日目の終わり間際だった。
夏場から金属疲労は来ていたが、優勝した「フジサンケイクラシック」、次戦の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」は、「ティショットでスプーンを使うことが多かったですし、ドライバーでもフェードを打つことが多かった。
急ごしらえの2本はまだ完璧と言いがたく、「悪くは無かったですがもう少し調整が必要」。昨年の日本開幕戦「東建ホームメイトカップ」の前にも割れてしまい、結局「この1本!」と決まるドライバーを見つけたのは今年の3月。そういったこともあって念のためのサブを作っていたが、細かい調整は必要不可欠。オープンウィークとなる今週に調整を重ねていく。
来週は国内メジャー「日本オープン」。「去年は合わないドライバーでめっちゃ調子が悪かった。スイングまでおかしくなっていた。今年はそうならないように日本オープンまでに間に合わせたい」。急務となった相棒探し。ドライバーの巧さを表すトータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位)が11位とティショットが生命線の選手だけに、すぐに見つかると良いが…。
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