10月1日(月)、テレビマッチのミックグループスペシャル『決戦2018』の収録に参加した星野陸也が、予選落ちを喫した先週の「トップ杯東海クラシック」でドライバーが割れていたことを明かした。

割れたことに気づいたのは2日目の終わり間際だった。
「僕はドローヒッターなのですが、右に出た球が戻ってこないなと思っていた。それでクラブを見てみたらトゥ側が凹んで割れていました」。慌てて契約を結ぶダンロップの担当者に連絡、サブのドライバーともう1本を持ってきてもらい急遽調整。日曜日にも名古屋市内の練習場で調整を行い、「本来は土日休みなのに緊急でやってもらった。感謝しています」とこの日に最低限間に合わせた。
夏場から金属疲労は来ていたが、優勝した「フジサンケイクラシック」、次戦の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」は、「ティショットでスプーンを使うことが多かったですし、ドライバーでもフェードを打つことが多かった。
トゥ側で打つことがあまりなかったので大丈夫だったのでしょう」と無事だった。優勝争いの最中に割れなかったことは「その2試合は持ってくれて良かった」と不幸中の幸いだった。
急ごしらえの2本はまだ完璧と言いがたく、「悪くは無かったですがもう少し調整が必要」。昨年の日本開幕戦「東建ホームメイトカップ」の前にも割れてしまい、結局「この1本!」と決まるドライバーを見つけたのは今年の3月。そういったこともあって念のためのサブを作っていたが、細かい調整は必要不可欠。オープンウィークとなる今週に調整を重ねていく。

来週は国内メジャー「日本オープン」。「去年は合わないドライバーでめっちゃ調子が悪かった。スイングまでおかしくなっていた。今年はそうならないように日本オープンまでに間に合わせたい」。急務となった相棒探し。ドライバーの巧さを表すトータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位)が11位とティショットが生命線の選手だけに、すぐに見つかると良いが…。



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