全英では最高の笑顔!歴史的瞬間を動画で振り返る
今季の海外女子メジャー初戦となる「全英AIG女子オープン」の開催が決まりました。無観客ですが、渋野プロにとっては初となるディフェンディング大会ですし、日本勢初となる海外メジャー連覇がかかります。
そんな大きな期待のかかる渋野プロですが、実は昨年の全英前最後の試合となる「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」では、フラストレーションの溜まる戦いをしていました。
2日目を終えて首位がトータル12アンダーまで伸ばすバーディ合戦のなか、渋野プロは梅雨と冷夏が作り出した重たいグリーンに「ことごとくチャンスを外して…」と大苦戦。
「イライラを超えて笑えてきました」
いいストロークをしても入らない! 気持ちよくイギリスに行きたいのに! そんなフラストレーションを“シブコ節”を交えて表現してくれました。
結局、最終日もパットは決まりません。小祝さくらプロとイ・ミニョンプロの壮絶な優勝争いには加わることはできませんでしたが、ただでは終わらないのが渋野プロ。
ちなみに最終日には、こんなやりとりもありました。この時18ラウンド連続オーバーパーなし。新記録に向けて期待がかかっていたのですが、「記録はイギリスでは置いておいて(笑)、また帰ってきたら頑張りたいです。ひとまず好調でイギリスに行けそうです」と初めての海外メジャーということもあって自分に期待し過ぎず、半ば諦めムードも漂わせました。
まだ確定ではありませんが、渋野プロの今年の全英前最後の試合は、前週の「アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン」となりそうです。本番と同じスコットランドでの前哨戦。今年もいい手ごたえをつかんで、連覇のかかる戦いへと向かってほしいです。(文・秋田義和)
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