海外メジャー帰りの比嘉真美子　疲れを感じさせず、意欲満々！
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＜スタジオアリス女子オープン　事前情報◇12日◇花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース (6316ヤード・パー72)＞
先週、海外女子メジャー「ANAインスピレーション」に出場した比嘉真美子。残念ながら7オーバーの82位タイで予選落ちを喫したが、収穫は多かったという。
「日本とは違うコースセッティングなので、頭の中をガラッと入れ替えてコースマネジメントをしなければいけなかったのに、対応し切れなかったのが反省点ですね」と比嘉。
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ゴルフ場自体のレイアウトが日本とは違う上に、メジャーということでラフを伸ばし、グリーンも速くなる。さらに、ピン位置もシビアになり、一つ間違えば簡単にダブルボギーを叩く。しかも、洋芝のため、たとえフェアウエーをキープしたボールでも多少沈むため、クリーンにヒットするのは容易ではない。比嘉自身、コースに対応するには、ショットからパッティングまでバリエーションの多様さが必要だと痛感していた。しかし、そのことを目の当たりにできたことが収穫でもある。

「スイングに関しても変えていこうと思いますし、トレーニングも変えていくつもりです。次に海外へいくときは、ひと回り成長した状態で臨みたいですし、そのためにも今週から自分自身がステップアップできるようにしっかりとやっていきたいですね」
ジャンボ尾崎の全盛時、メジャーで結果を残せなかったのに、なぜ帰国直後のトーナメントで勝てるのか聞いたことがある。すると、「メジャーで多くのことを学んでくるからだよ。それだけでも自分は一つ上のレベルに上がれるからね」という答えが返ってきた。現状に満足せず、常に成長したいという気持ちを維持していたからこそ、通算113勝の金字塔を打ち建てたのだろう。比嘉がどれだけ成長したいと思っているのか分からないが、今週の戦いぶりにその答えが隠されているのは言うまでもない。
（文・山西英希）

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