<ほけんの窓口レディース 2日目◇18日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6292ヤード・パー72)>
前日、プロ入り後初となる首位発進を決めた金澤志奈。2日目は中盤崩れるピンチがあったもののパープレーと踏ん張り、首位と1打差のトータル6アンダー・3位タイで最終日に向かう。

土屋太鳳似! 美人ハウスキャディとカップを掲げる池田勇太【写真】
前半の2番、4番でバーディを奪う快調な滑り出しを見せたが、ここから苦しい展開が待っていた。6番、12番でボギーを喫した後の13番パー4。ピン10mからのファーストパットが2mオーバーすると、返しのパーパットも再びカップを越えた。さらに1mほどのボギーパットも外すと、ここで痛すぎるダブルボギー。「ツアーでは初めてかもしれない」という4パットの影響で、順位を落とした。しかし、ここから切り替えて14、17番で2つのバーディ。
「まだまだ狙える位置」と初優勝はまだはっきりと見えている。
和白をよく知る人物も、隣で優勝を後押しする。それが今回金澤のバッグを担ぐハウスキャディの今橋璃香(りか)さんだ。7年間勤務し、金澤も「かわいいですよね~」と“絶賛”する美人キャディは、ラウンド中の大きな支えになっている。例えば「昨日はポンポン入った」というパットだったが、この日はなかなかタッチが合わず苦しんだ。いつもより強めに打ってみたり、逆に弱めたり。
そんな金澤の姿を見た今橋さんは、前日との違いを感じ「普通にいこう! 明日もあるんだから」など励ましの言葉で金澤を支えた。
さらに「マウンドも多いグリーンで、今日は迷いが多かった」(金澤)というラインの読みも、話し合いながら決めてスコアキープに貢献した。心強い相棒とともに歩むラスト18ホール。「最後まであきらめない」という気持ちで、一緒にカップを掲げる。(文・間宮輝憲)

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