国内女子ツアー開幕まであと1カ月。今年も「ダイキンオーキッドレディス」から37試合が行われる。
通年の出場権を持つ賞金シード選手は50人。さらに前半戦の出場権を持つ選手は昨年の賞金ランキング51~55位の選手やステップ・アップ・ツアーの賞金ランキング1、2位など。そのほか、QT上位者も前半戦出場権を保持。そんなツアーの主力選手94人のデータをとことんチェック。好きな色を見てみると…。
昨年の最終戦 純白のウェアで女王戴冠!【写真】
今回ピックアップした94人の選手でLPGAの公式サイトに好きな色を掲載しているのは81人。
複数回答もあるが、最も回答があったのがピンク。ピンクのみを選んだのが9人。複数の色を選んだ中でピンクを入れているのが10人。ショッキングピンクと答えた山城奈々も含めて合計20人で人気1位となっている。
昨年の賞金女王、鈴木愛は好きな色として白を挙げているが、ピンクも好きな色の一つ。ピンクのウェアも好み。
そして、昨年の8月からはピンクのレディス向けパターがエース代わりとなり、2度目の女王戴冠に貢献した。公式サイトでチョイスした白は、昨年の最終戦最終日に着た色。「まっさらな気持ちでやりたかったので、白のウェアを選びました」と、女王戴冠のプレッシャーの中で気持ちを白紙に戻す意味で、純白ウェアに身を包んだ。
ピンクと同じく20人が好きと答えているのが青。渋野日向子は青とピンクで、昨年の「資生堂 アネッサ レディス」で2勝目を挙げる活躍を見せた際には、『シブコブルー』と呼ばれるシブコ(渋野)専用カラーのアイアンシャフトをフジクラに作成してもらうほど。そのシャフトで「全英AIG女子オープン」を制覇したことは記憶に新しい。
また、ルーキーの安田祐香も青が好きな色としている。次いで多いのが鈴木が好きと答えている白。イ・ボミ(韓国)や吉田優利ら16人が選んでいる。
変わった色が好きと答えている選手では、エイミー・コガ(米国)のティファニーブルー。前述の山城のショッキングピンク。ペ・ヒギョン(韓国)の空の色。
そして、大山志保が答えたのはマゼンタ。こちらは赤紫で、プリンターのインクの色としても有名なので、見たことがある人もいるだろう。
年々、華やかになる女子プロのウェアを見るのもトーナメント観戦の楽しみの一つ。好きな色や勝負カラーを見にまとまった女子プロたちの開幕戦が待ち遠しい!

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